初夏から秋にかけて蜂の活動が活発になります。
アシナガバチやスズメバチが家の軒下や庭木の枝に巣を作ることがありますのでご注意下さい。
スズメバチやアシナガバチ、ミツバチなど、日本に多い蜂にはそれぞれ好んで巣を作る場所があります。
気温が高くなるにつれ、虫の活動が活発になってきます。ハチは益虫として、野菜害虫や樹木害虫を食べてくれるなど、地球生命の循環の大切な役割を持っていますので、生活上支障がないなら見守ってあげることもよいでしょう。
蜂の巣を予防するのに最も大事なことは、スズメバチやアシナガバチなど、蜂ごとのライフサイクルや巣作りの特徴を把握することです。そうすることで、効果的に予防をすることができます。
日本に16種類も生息しているスズメバチは巣や群れが大規模化する傾向にあり、幼虫を育てるために膨大な量のエサを必要とします。昆虫を確保しやすい山間部に巣を作るとされてきましたが、近年は都市部でも見られるようになってきています。軒下や屋根裏、木の枝などあらゆる所で巣が確認できます。
本州に8種類生息しているアシナガバチは、スズメバチやミツバチに較べて人間の生活圏にも巣を作るのが特徴です。街路樹や植え込み、民家などにも巣を作ります。
日本にいるミツバチは、ニホンミツバチとセイヨウミツバチの2種類です。養蜂場などで飼育されているものは多くがセイヨウミツバチですが、野生に多いのはニホンミツバチ。密閉空間に巣を作ることが多く、民家の天井裏や壁の隙間から入り込んで大きな巣を作っている場合があります。
ミツバチは、一度刺すと針がちぎれて死んでしまい、その際発散される興奮物質によって仲間のハチが大群で攻撃してくることがあります。
スズメバチは、何度も刺すことができます。ハチの針は産卵管なので、刺すのはメスだけです。
刺されると痛みや発赤が生じ、かゆみを伴う場合もあります。ハチに刺された後、アナフィラキシーショックによって激しい全身症状が現れ、場合によっては生命を脅かす危険な状態になることがあります。
日中は巣を離れている蜂がいるため、蜂が戻ってきたあとの、日没後2~3時間に駆除を行います。(明るいうちに、巣の位置や大きさを確認しておきます。暗がりで駆除作業をするので、足元も片付けておきましょう。)
また、巣が隣の家の窓などに面している場合は、あらかじめ駆除することを伝えたうえ、窓などを閉めてもらってください。
厚手の素材でなるべく白系のものを身に着けます。(黒い色に攻撃してくる習性があるため)
長そで・長ズボン、軍手、帽子、長靴等を着用し、皮膚を露出させないようにしてください。
蜂の数が多い場合などは防護服を着用してください。
蜂の巣を素人が対応するのは危険、とくにスズメバチは手ごわい存在なので要注意、困った時は業者に相談・依頼するので最善策です。
蜂の巣を素人が対応するのは危険、とくにスズメバチは手ごわい存在なので要注意、困った時は業者に相談・依頼するので最善策です。
一口に蜂の巣とは言っても、蜂にはいろんな種類があり、業者に駆除を依頼する場合、蜂の種類によっても料金相場に格差が生じることをご存知でしょうか?
危険性が高い蜂だと駆除作業も労力がかかるため、料金相場も変わってきます。
一般的に、スズメバチ駆除の料金の相場は、1万円台~4万円台です。
アシナガバチやミツバチよりも危険性が高いため、この2種類の蜂と比較すると、料金が割高になります。全国平均では15000円前後ですが、業者によってはこれより安い価格で応じるケースもあります。
アシナガバチの場合、最安で3000円台~2万円台の価格幅です。全国平均では9600円前後ですが、被害状況によっては追加料金が発生する可能性もあります。
ミツバチ駆除の料金相場は最安で3000円台~2万円台です。
アシナガバチ駆除の料金相場とほぼ近いですが、業者によってはアシナガバチよりもミツバチ駆除の方が料金が高めに設定されているところもあります。
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