ルート配送ドライバーとは、個人宅、会社、店舗などに荷物を運搬、配送、集荷をするお仕事です。配送する荷物は会社によって異なりますが、資材関係、食品や日用品から小包に至るまで様々です。
1日の仕事の流れとしては、朝出社し、アルコールチェックを行った後、荷物を積み、途中昼食をはさみながら終日配達を行い、何もなければ定時に業務が終了するという流れとなります。ただし、夜でないと配達できないものもあるので、会社によっては昼夜が逆転するケースも少なくありません。
同じお客様のところに荷物を届けるのでお客様と会話をする機械が増えます。ドライバー業務は一人で黙々と運転するイメージがあると思いますが、ルート配送ドライバーは、人とのコミュニケーションを通して楽しく働くことができます。
私の勤めている会社では社員同士の仲がとても良いので、お互いに分からないことは質問し合って仕事をこなしています。プライベートでも一緒に釣りに行ったりするほど仲が良いです。仕事終わりの社員仲間との飲み会も楽しみの一つになっています。
配送先で「ありがとう」「助かります」とお礼を言われたときは、やりがいを感じられるでしょう。誠実に仕事に取り組む中で契約先と良好な関係を築ければ、モチベーションアップにつながります。
職場の人間関係は悩みの種になりがちですが、ルート配送は基本的に1人で行うため「気持ちが楽」という人が多いようです。1人であれば配送業務に集中でき、効率よく仕事を進められるでしょう。
主に一人で配送業務を行うため大変かもしれませんが、経験を積んで工夫次第ではよりスムーズに配送することが出来るようになります。時間厳守が多いお仕事ですが、その分配送先のお客様に感謝されるので、気持ち的にほっこりするお仕事でもあります。
ひと口にルート配送ドライバーと言っても、その職場環境は様々です。ルート配送の業務を行う会社の中には、ドライバーに無理や過度な負担を強いたり、キチンとした体制を整えておらず、そのしわ寄せがドライバーにくるという会社も存在しています。
倉庫の担当者などがフォークリフトを使って積んでくれるところもありますが、多くの場合はドライバーが手作業によって自分で行うことになります。
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