住み慣れた家からいきなり環境が変化すると、「トランスファーショック」という大きなストレスを受けることがあります。フェローホームズ森の家では、10~11人でユニットを組んで生活することで、人間関係を築きやすくしています。
フェローホームズ森の家ってどんな特徴がある?
高齢になると足腰が弱り体が不自由になって、介護を必要とする方もいます。自宅介護の他に、老人ホームなどで介護を受けることもできます。立川にある特別養護老人ホームの1つが、フェローホームズ森の家です。
恵比寿会が手掛ける施設の一つ「フェローホームズ森の家」一歩足を踏み入れると、まるでホテルのようなラウンジが広がります。施設内は完全個室型で、慣れ親しんだ家具などの持ち込みが可能なので、ご利用者様は自宅にいるような安心感を得ることができます。
質の高いケアを継続していくには、質の高い人材が不可欠。そんな中、恵比寿会では通常のケア技術+医療知識を備えた、ハイブリッドな人材の育成に力を入れています。理学療法士、医師、看護師、管理栄養士など、多くのスペシャリストと連携しながら、彼らとともに働き、学ぶことで、幅広い知識を身につけることができます。
「2025年に向けた介護人材にかかる需給推計(確定値)について」と題した2015年発表の資料によると、2025年時点での介護人材の需要見込みは253万人。一方で介護人材の供給は215万人で、38万人という大きなギャップが生じています。
高齢者のなかでも介護が必要とされる「要介護者」の人数は、2000年に218万人だったのが2013年には564万人に増加。約350万人も増えています。
要介護者が約560万人…どのくらいの規模か想像がつかないかもしれませんね。564万人というと、海外なら、デンマーク、スロバキア、シンガポールなどの人口に相当します。日本なら北海道の全人口に相当。
いま、ヘルパーとして新しく現場に入ってくる人も、会社を早期退職した40代、50代の方など。本当に若い人が入ってこない業界になっています。また、施設内でスタッフ同士の意見がぶつかったりすることもあり、複数の施設を渡り歩く介護スタッフもいます。
ひと口に老人介護施設といっても、タイプによってさまざまな種類があるのをご存じですか? そのラインナップは以下の通りです。
・特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設
・養護老人ホーム
・軽費老人ホーム(ケアハウス)
・介護付き有料老人ホーム
・住宅型有料老人ホーム
・健康型有料老人ホーム
・サービス付き高齢者住宅
・グループホーム
ざっと挙げてみると、その数は9種類に。
老人ホーム・介護施設の運営主体は、国や地方自治体、社会福祉法人、民間企業など様々です。
主に、国や地方自治体、社会福祉法人など、公的な団体が運営する施設
→ 「公的施設」
主に、民間企業が運営する施設
→ 「民間施設」
と、呼ばれています。
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