保育士になるためには?給料事情はどうなっている?

少子化が問題視されている中、注目されている職業が保育士です。
今回は保育士になるための方法や給料事情についてまとめてみました。

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■保育士になるためには?

こちらでは、保育士になるためにはどうすればいいのかを見ていきましょう。

保育士国家資格を取得するには

保育士国家試験は、学校教育法に基づいた大学、短期大学、専門学校(2年以上の専門課程)を卒業しているか、在学中であれば基本的に受験が可能です。中学卒業か高校卒業の場合は一定時間以上(2,880時間、7,200時間など学歴や卒業年によって異なる)児童福祉施設において児童の保護に従事した経験が必要です。

ピアノなども弾けるようにしておいた方がいい

保育の現場では楽器演奏が必要となる場面が多いこと、現場で使用される楽器はピアノやキーボードが一般的なことから、ピアノを弾けるほうがよいのは事実でしょう。楽器演奏の経験がなくても、独学で学ぶことは可能です。最近は、通信教育でもピアノ演奏を学べるプログラムが提供されています。上手とはいえなくても習得しようとする姿勢は重要でしょう。

資格がないと保育士にはなれない

保育士になるためには保育士の資格が必要となります。資格を取得する方法としては、大学、短大、専門学校などの保育士養成施設において定められた課程を修了する方法と保育士試験を受験し合格する方法の2つの方法があります。

時間をかけて取得しなければいけない

保育士の試験は驚くほど難しいわけではありませんが、合格率は10〜20%と特別な対策なしに合格するほど簡単な試験ではありません。科目によっては、細かな部分まで問われることもあり、時間をかけて勉強する必要があります。

このように、保育士は資格取得をしないとなれないものです。

■保育士の大変さ

こちらでは、保育士の大変さについて見ていきましょう。

事務作業が多い

「仕事量の多さ」は、保育士が大変だと感じる理由の一つではないでしょうか。日中の保育は、元気な子どもと楽しく遊びを通して関わっていくお仕事。同時に、常に子どもの安全や健康という観点から気が抜けないため、気力・体力が求められます。

残業が多くなりがち

お遊戯会や運動会の小物作成や折り紙や画用紙で園の飾り付けなども担当します。こうした制作系のお仕事は持ち帰り残業となることもあり、保育士の仕事量はかなり多くなってしまう傾向にあります。特に行事前は日々の事務作業に加えて、準備作業がどっと多くなるためサービス残業が発生することも。

年齢に応じた行動が必要

 10時すぎから、園で一番大きい5歳児のゆり組へ。ホワイトボードには午前中の大まかな予定が子どもたちにも分かるように書かれている。来春に小学校入学を控えた子どもたち。見通しを持った行動を促すことも少しずつ取り入れる。

このように、保育士にはさまざまな部分で「大変」と思うところがあるのです。

■保育士の給料事情

こちらでは、保育士の給料事情について見ていきましょう。

決して高くない

平成27年の賃金構造基本統計調査によれば、保育士の大まかな年収は300〜340万円。月収は21万円ほど、賞与が出た場合は60万円くらいと推測されています。保育士として現場にいる限りは、この給与はほとんど変わらないのが現状。主任や園長になったり、複数の園をまとめるエリアマネージャーを務めたりしない限りは、給与面はかなり厳しいようです。

手取りは18万円前後?

私立保育園で働く保育士さんの平均年収は296万円。税金や保険料を引いて実際手元に残る手取りの月収を見てみると、平均18万円という結果になりました。年間のボーナス(賞与)平均支給額は40万円。約80%の私立保育園でボーナスが支給されていることが分かりました。

40代で大幅アップ?

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