車検とは、クルマが保安基準に適合しているかどうか定期的に検査・確認するためのもの。自動車検査登録制度の略で、通常は継続検査とも呼ばれています。
ミニカーやトラクターなどの小型特殊自動車を除く自動車と、250cc以上排気量を持つのバイクは一定期間ごとに国土交通省が検査を行う必要があります。
車検の有効期間は車種によって異なります。
主に使用されている自家用乗用車や軽乗用車は新車から最初の車検は3年後、以後2年毎の車検です。以前は10年以上経過した場合は毎年車検が必要でしたが現在は2年になっています。
レンタカーは新車から最初の車検は2年ですが以後毎年車検、バスやタクシーは最初の車検から毎年の車検です。
なお、車検の一連の流れとしては、
1.検査員の目視による確認(外回り検査)
2.検査ラインによる検査
3.検査員の目視による確認(外回り検査)
という流れになっています。
車検が切れているだけでは罰則・罰金が課されることはありません。ただし、車検切れの車を許可なしに公道で走らせた場合、道路運送車両法に違反するため6点の違反点数が加算されます。
また、過去の前歴に関係なく30日間の免許停止処分となることも覚えておいてください。行政処分後(免停明け・違反者講習受講後)は、点数が0点に回復するものの、前歴がつきます。過去の前歴に応じて行政処分になる点数や処分内容が厳しくなります。
車検切れ・自賠責保険の有効期間切れの車両を公道にて走行させてしまった場合、最大の罰則が待ち構えています。
■違反点数12点
■90日間の免許停止処分
■1年6ヶ月の懲役又は80万円以下の罰金
また、悪質・常習性が認められてしまうと交通刑務所に行かざるを得なくなります。
仮ナンバーとは、車検がない車に発行される回送用のナンバーであり、ナンバープレートに赤い斜線が入っています。これは通常のナンバープレートと見分けるためであり、あくまで仮であることは理解しておきましょう。仮ナンバーは発行すればずっと使えるわけではなく、一定期間を経てば返却しなければなりません。
車検が切れたからといって、必ずしも更新しなければならないわけではなく、そのまま売却することは可能です。車検には少なからず費用がかかりますし、長く乗っているのであれば、車検のタイミングで買い替えを検討するのもひとつの手でしょう。
車検が切れると、通常通り運転ができなくなるため、さまざまな対応が必要となります。
ですが以下のような専門業者を利用すれば、作業にわずらわされることなくスムーズに対応できます。
弊社の工場は国から認定された認証工場でお客様からお預かりした大切なお車の整備を行っています。
車検代行センターでは安いだけではない、安心を兼ね備えた車検をモットーに営業させて頂いております。
車検代行業者に依頼して車検を受けてきてもらう!運輸支局へクルマを持っていき検査を受ける部分だけを請け負ってもらうのが「車検代行」です。車検代行業者は毎日のように運輸支局で車検代行を行なっていますので、書類作成も検査コースでの受検もスムーズです。
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