平安京とその後身である京都は、その後も千年以上という永い間、日本の首都であり続けたのです。これほどの長期間、ひとつの文明の中心として地位を保ち続けた都市は世界でも珍しいものです。まさに、京都こそは日本の「永遠の都」だといわねばなりません。
京都で注文住宅を建てる際に気をつけたいポイントは?
日本を代表する観光地のひとつである古都京都は、落ち着きある暮らしを送るエリアとしても魅力的です。
京都で家を建てる際に気をつけたいポイントについて、特集しました。
太平洋戦争(第二次世界大戦)の時には、京都は空襲にほとんど合わず、結果的に貴重な文化財の多くは無傷のままで終戦を迎えました。現在の京都は人口約147万人。日本第8位(平成27年国勢調査人口)の大都市であり、日本の伝統文化を象徴する都市となっています。
京都駅はデザインがとても都会的だと思うけれど、東方向へ10分歩けば鴨川があり、その先は山が見える。都会的なところとのんびりした場所が徒歩圏内にあるのもいいところ。
よく「京都駅とか七条のあたりって、スーパーとかないんちゃう?」と聞かれるけど、京都駅の南側にはイオンモールがあるし、京都駅直結のヨドバシカメラにもスーパーが入っているので、特に不便に感じたことはない。
施主が気づかない部分にも心を配り設計に反映させてくれるかどうか、設計者の対応力を見極めるようにしましょう。
まず意識したいのは「導線」です。
自分や家族が朝起きてから、夜寝るまでにどこで何をするかをイメージして、毎日必ず通る導線に合わせた間取りになっていることが理想です。
乾式工法の窯業系サイディングと、塗り壁仕上げの質感を組み合わせた外壁仕上げ。サイディングの継ぎ目の目立ちにくい、表情豊かなパターンをお選びいただけます。
建物そのものが持つフォルムを活かした、美しさを感じる塗装です。
部屋は最低限の広さ設計とし、LDKを極力広く感じるように工夫します。例えば、吹抜を作って天井高さを5mにしたり、建具は床から天井で造り、すっきり視線を通したりします。
目にスッキリ移るように設計すると、不思議と広く感じ、居心地がよくなり、人が自然と集まってきます。
年齢や性別を問わず、こんな生活をしたいという想いを叶えるために空間や家具などについて考えること。これが一番身近な住宅設計の入り口。
住宅の設計は住み手のたくさんの想いを直接お聞きした上で、本当に大切にしたいもの、するべきものの選択を積み重ねていく事で理想の形が見えてきます。
- 1
- 2