いつの間にか年間の現金収入よりも支出のほうが多くなり、資金繰りが苦しくなるといったケースです。これは建物の減価償却が終わったタイミングでよく起こります。
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エリアの成長性に対する見通しの甘さです。自分が投資を考えている物件がある場所が、どのような特徴があり、今後街や地域として成長性があるのかを詳しく確かめずに、物件の利回りだけを見て不動産投資をすると、失敗をする可能性が高くなります。
不動産は現物資産なので、建物部分はどうしても経年劣化していきます。そのため、家賃も年々下落していくと思っておきましょう。単純な話ですが、同条件の物件で築5年と築20年の物件であれば、築5年の方が家賃は高いでしょう。
「誰から買うか」を大事にする
これから不動産投資を始めようと思っている初心者の方は、「付き合う相手」も重要視するべきです。なぜなら、不動産投資は買ってからが本番なので、営業とはその分長い付き合いになるから。
火災や地震などで建物が損壊してしまうと、家賃収入が得られなくなるだけでなく、資産価値が大幅に下がってしまいます。
自然災害はいつ発生するか事前に予測できません。不動産投資では常に自然災害のリスクにさらされているということを覚えておきましょう。
リスクヘッジ対策として一番いいのは、ずばり、勉強することです。
セミナーを主催する運営会社の講師や社員と接触することで、信頼性を確認できます。不動産の販売にただ熱心なだけなのか、本当に投資家のメリットを考えてくれているのかは、実際に会ってみないことには判断ができません。
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