金地金の現物を購入する場合、500g〜1kg程度から購入するのが一般的です。
しかし、相場では金1kgは約480万円(2017年7月10日現在)。500gだとしても240万円ほどの大金を要します。
純金積立会社を比較するポイントはココ!
近年、さまざまな投資方法があります。
おすすめされている「純金積立」も、そのひとつです。
今回は、純金積立のメリットやおすすめ会社の比較についてまとめました。
一般的に、純金積立では管理保管料がかかりません。
金地金の現物を購入すると保管料がかるため、この点でも純金積立はコストを抑えた少額投資が可能です。
1,000円〜3,000円程度からはじめることができる純金積立は、金投資初心者でもすぐに始められるのです。
月額積立購入は、毎月決まった金額分を購入する「ドルコスト平均法」によって、金価格が高い時は少ない量の金を、金価格が安い時は多くの量の金を購入することになります。これにより金の購入価格が平均化されるため、価格の変動リスクを軽減することができるのです。
運営会社によっては金貨やジュエリーで受け取る方法があります。例えば三菱マテリアルでは金貨はカンガルー金貨、メイプルリーフ金貨、ウィーン金貨ハーモニーのなかからお好きなものを選ぶことができ、ジュエリーは店頭や通販カタログから選ぶことができます。さらにプラチナや銀に交換することも可能です。
純金積立会社が倒産したときのリスクを考えれば、当然特定保管の方が安心です。ただ、特定保管になると手数料が割高な会社もありますので注意が必要です。
ネット証券では、SBI証券とマネックス証券が現金または現物で引き出すことができ、楽天証券は現金のみとなっています。現金で受け取る際は、その時々の価格で決済されるので、価格が大幅に下落した際は損失を被ることもあるので注意してください。
積み立てた金を市場にリースするなどして運用する「消費寄託」が業界では主流派ですが、その中でもコスト面で優れているのがKOYO証券です。
世界で取引される金には価格変動があります。しかし、インフレにより貨幣価値が目減りした際には、金の価格は上昇し、デフレによって信用不安が起きた際には、実物資産として金が支持されるため、長期的な視点で見ると価格は安定しています。それは、金の持つ普遍の価値が理由なのです。金が、長期にわたって資産の価値を保全できるメリットがあると言われるのはそのためなのです。
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