宮崎県の北部から大分県南部の、西向きの斜面にのみ生息するといわれる野草です。
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実は、絶滅危惧種に認定されている大変貴重な植物で、江戸時代には門外不出の「神の草」として愛用されていました。
高血圧は、アンジオテンシンIIの増加が原因で起こることがあるのですが、ヒュウガトウキには、それを防ぐ「アンジオテンシン変換酵素阻害物質」が含まれていることが証明されているのです。
糖尿病には1型と2型があるのですが、ヒュウガトウキの成分が2型の糖尿病に効果があるとされており、ヒュウガトウキを身体に取り入れることによってインシュリンの糖代謝が高める効果が得られますので、血糖降下の作用が認められています。
日向当帰(ヒュウガトウキ)には血圧降下作用がある末梢血管の拡張による血液循環の改善効果と共に、動脈硬化の危険因子でもある過酸化脂質も減少させることから、動脈硬化の進展を抑制させる効果があります。
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