さまざまな生薬の組み合わせによって、その人の体質に適したからだの症状に対応できる漢方薬は、何千年もの歴史があり、治療効果のあるものが今日も医薬品として用いられています。
大阪エリアで信頼度の高い漢方薬局
古くから伝わる漢方の薬ですが、現在もなお効果的に役立てられています。
今回は信頼度の高さで定評のある、大阪エリアの漢方薬局について特集しました。
漢方の基本は、“人間の体も自然の一部”という考え方です。“病気ではなく病人をみる”、という考えで、体の一部分だけにスポットをあてるのではなく、体全体の状態のバランスを総合的に見直すといった特徴があります。
出典 漢方とは?|漢方について知る|漢方セラピー|クラシエ
漢方という名前は、それぞれ「漢」が“中国”、「方」が“治療法”をさしています。つまり、漢方とは “中国伝来の医学”という意味。その言葉の通り、中国から伝えられた医学をベースに日本人の体質や風土に合わせて独自で発展・進化をしたものが漢方です。そのため、中国に漢方というものは存在しません。漢方は、中国医学を基礎にして日本で独自に発展・進化した、メイド・イン・ジャパンの医学なのです。
慢性疾患や生活習慣病、そしてストレスなどさまざまな要因が複雑に絡み合って生じる疾患は、ピンポイントでどこか一部分だけを治せば良いという疾患ではありません。必要なのは、体質や生活習慣なども含めて全体のバランスを見直し、整えていく治療であり、それが漢方医学の考え方。今、改めて漢方のチカラが見直されている理由は時代のニーズにもあるのです。
西洋医学では治らない訴えや症状に対して、保険適用の漢方エキス剤で治療する医師が増えれば、多くの患者が救われるはずだ。
漢方薬は体に優しいイメージが強く、「手術や西洋薬は嫌。漢方で治療したい」という人もいる。しかし小田口医師と新見医師は「西洋医学による治療を優先すべきです」と口をそろえる。
漢方薬は体質によっては効果が出にくい場合もある。その場合は、やはり医師や薬剤師に相談することが、より自分に合った漢方を見つける早道だ。
心の不調に漢方薬を用いるときに、最も注意すべき点について、杵渕所長は、「作用がおだやかな漢方薬には限界もある。精神疾患とはっきり診断がつくような、うつ病、不安障害、パニック障害、統合失調症などの治療には明確な効果は期待できない。やはり西洋医学的な治療を第一とすべきだ」と話す。
漢方薬にも副作用が起こる場合があります。頻度は多くないので過度に心配する必要はありま
せんが、漢方薬の服用開始後に以下のような症状が現れた場合は特に注意を要します。
その場合はいったん服薬を中止して、医師に御相談下さい。
身近にあるドラッグストアやコンビニでも売られる漢方ですが、やはり本格的に活用するなら専門の薬局がおすすめです。
大阪で漢方を検討する際に頼りになる薬局を、一部取り上げました。
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