資産運用の第一歩は、まずご自身の資産を整理することです。
下記のように、お金を色分けしてみましょう。
・使い道のきまっていない「余裕資金」
・将来の生活やイベントに「備える資金」
・日常的に生活で「使う資金」
何のために使うお金なのかによって、それぞれに適した運用方法があります。資金の使い道をふまえたうえで、それに合った商品を選ぶことが大切です。
サラリーマン向けの資産運用方法
サラリーマンとして会社勤めを行いながら、将来の資産を作ろうと、何かへ投資して資産運用を考えている人もいるのではないでしょうか?サラリーマンが行う資産運用は何がよいのでしょうか?
投資商品はできるだけシンプルなものから購入することをおすすめします。
それは、利益や損失が出たときの原因が分かりやすいからです。
例えば投資信託は債券と株式を組み合わせた商品よりも、日経平均株価と連動した金融商品の方がよりシンプルで分かりやすいと言えるでしょう。
証券会社に口座を開く時、特別口座「源泉徴収有り」か特別口座「源泉徴収なし」か一般口座か、3つの中から選ばなくてはなりません。
結論を言うと、特別口座「源泉徴収なし」でいいと思います。
退職金などまとまったお金で資産運用デビューしてしまうと、万が一失敗した時の損失が大きくなってしまいます。まずは一回の飲み代と考えて、月々数千円~1万円を積立投資に回すのがオススメです。
運用を続けていけば、資産が増えることも減ることもあるでしょう。
大切なのは、その時に必要以上に一喜一憂しないことです。もちろん大切な資産を運用しているのですから資産が増えれば嬉しいですし、資産が減れば悲しい思いをすることでしょう。
ただし、重要なのは必要以上に“一時的な値動きに振り回されない”ことです。
終身保険や個人年金保険など、日本では積立や貯蓄型の保険を使って資産運用する人がとても多いのですが、保障と資産運用は分けて考えるべき。保険商品での資産運用は効率が悪いので、購入の選択肢に入れるべきではありません。
投資の王道、株式投資。お金のスキルそのものを上げていくには、自分で「株式投資」をやるのが一番です。株式投資を学ぶことで、経済の流れ、市場の動きが読めるようになり、今後の資産運用の考え方にも幅ができます。
投資信託の種類はとても多く、株式以外にも外国債券や不動産に投資するもの、さらに細分化されて先進国だけでなく新興国への投資をメインにしているものなど、投資方針を選ぶだけで本格的な投資ができるのは魅力的です
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