栄養士として調理中心に仕事をする場合には、どうしても立っている時間が長くなります。
栄養士の仕事とは?将来性はある?
調理師という仕事は有名ですが、栄養士についてはイメージしにくいかもしれません。
栄養士の仕事内容と、将来性についてまとめました。
この仕事では、自分一人きりで働くことはあまり多くなく、他のスタッフと連携をとりながら作業を進めることになるため、職場の仲間とどうコミュニケーションをとるかは、仕事を楽しくしていくためにも重要なポイントになります。
管理栄養士との仕事内容を比べると、栄養士は主に健康な人を対象に栄養指導・食事の管理・提供を行うのに対し、管理栄養士は傷病者の症状に合わせた高度な栄養指導や食事の管理も行うことができるという違いがあります。
社員食堂に勤める栄養士の仕事は、健康に配慮したメニューの作成から料理の提供です。また、従業員に対しての栄養指導も行います。企業を健康・栄養面で支える存在です。
人間関係は短期間で築けるものではありません。長い目で信頼関係を築くことが大事であり、相手に認められることが信頼につながります。それには時間と日々のコミュニケーションを積み重ねることが必要になります。
職場での人間関係に悩む以上に仕事の「やりがい」や「面白さ」を見つけられることもあります。なので、即決で辞めてしまう前に、きちんと「仕事が一人前にできるようなってもダメなら辞めよう」と線引きをつける事をオススメします。
病院で働く栄養士は、医師や看護師とチームを組んで、チーム医療にあたります。職種を越えた専門家の少数精鋭のチームであるため、1人ひとりの貢献が大切になります。自身が持つ栄養学の知識をチーム医療に生かせたときは、仕事のやりがいを感じるでしょう。
栄養士は、食品メーカーや製薬会社で商品開発に関わることもできます。自分が開発に関わった商品が店頭に並んでいるのを見たときは、その嬉しさもひとしおでしょう。
ボーナスが年2回10万円ほど出ていたので、1年目の年収は額面で260万円といったところでしょう。
冒頭で紹介した22歳女性の平均収入は256万円とのことですから、極端に収入が低いわけではありませんね。
平成28年度に行われた厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると平均年齢35.4歳、平均勤続年数7年、月額給与約24万円、平均年収約340万円となっています。
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