ファクタリング会社に依頼するメリットとデメリットとは?

お金を工面する方法はさまざまにありますが、ファクタリングもまたそのひとつです。
とはいえ、こちらは知っている人があまり多くないかもしれません。
ファクタリング会社に依頼する、メリットとデメリットをご紹介します。

FC2USER577663JIL さん

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ファクタリングとは?

そもそもファクタリングとは、どういったものなのでしょうか。
基本的な特徴を、取り上げました。

ファクタリング(factoring)は、売掛債権に保険をかけてリスクを回避したり、または未回収の売掛金を買い取ってもらえたりするサービスです。

ファクタリングを使えば、売掛先が倒産の恐れがある場合などに、あらかじめ保険をかけたり、未回収のままの売掛金を売却して現金化したりできます。

■一般的な融資との違い

融資は「債務者の信用を担保として」お金を貸す取引で、ファクタリングは「後日お金を受け取ることのできる権利=債権」を売買する取引です。

ファクタリングの審査は利用者の返済能力や経営状況よりも売掛先の信用力を重視します。

ファクタリングでは、保証協会を経る必要もなく、そのうえ、ファクタリング会社で行う、審査スピードは、銀行に比べ、非常に速いのが特徴です。ファクタリング会社に相談する方の多くは、緊急の資金調達の必要があり連絡されます。そのため、急ぎの審査や、即日の資金調達に慣れているのです。

ファクタリングのメリット

ファクタリングも融資も、お金を工面する方法に違いはありません。
そんな中でファクタリングを選ぶことには、どのようなメリットが伴うのでしょう。

第1は、比較的簡単に資金調達ができることです。

銀行などからの融資の場合は、経営状態が重視されますが、ファクタリングは融資ではありませんから審査に通りやすく担保も不要です。

貸借対照表のスリム化が実現することです。

償還請求権なしの債権譲渡を行うファクタリング会社を選べば、売掛先が倒産などで売掛金が回収できなくなった場合でも、こちらが負担する必要がなく貸借対照表でも負債にならないというメリットがあります。

まとまった資金を調達することができれば、財務状態を改善するための元手を得ることができます。

ファクタリングのデメリット

ファクタリングは、少々特殊なお金の取得手段です。
それだけに、特徴的なデメリットも伴います。
覚えておきましょう。

ファクタリングのためには、売掛債権の信用力に応じた手数料を支払う必要があります。

そのため、本来の売掛債権額から手数料分だけ目減りすることになります。

支払期日まで待っていれば、満額を受け取ることができたものが目減りするのですから、これはデメリットといえるでしょう。

売掛金の売却をしたあとには、その権利が移動したことを証明するため、 債権譲渡登記を行わなければならない場合があります。債権譲渡登記を行った場合、 登記情報を調べれば売掛金の所有権が移動した事実は誰でも確認できるようになります。

信頼できるファクタリング会社の選び方

大きなお金が動く場合もある手段だけに、業者は慎重に選びましょう。
選び方次第で、損する場合もでてくるかもしれません。

ファクタリング方法(2社間ファクタリング・3者間ファクタリング)には、ファクタリング会社の得手不得手が存在し、買取額が異なる可能性があります。まずは対応しているかをチェックしましょう!

即日入金、スピード入金等のプランの場合、手数料が高くなる傾向があります。また、審査が長引く可能性を考え、余裕を持った申し込みを行いましょう!

償還請求権

2社間ファクタリングでは償還請求権のない契約が一般的ですが、ファクタリング会社の中には償還請求権を設定している業者もあります。

■2社間ファクタリングとは

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