中絶手術後は、体調の変化や経過に注意しながら過ごしましょう。「おかしいな」と感じたらすぐに病院へ行き、医師の指示に従うこと!症状が出ているのに放置しておくと、後遺症(不妊など)につながることがあります。
・出血がダラダラ長引く。
・イヤな臭いがする。
・おりものがおかしい(膿が混じっているなど)。
・おなかが痛む。
・熱がでる。
手術がスムーズに終われば子宮も元の状態に戻ります。ただし、中絶手術の精神的なストレスからホルモンバランスが乱れると、卵巣機能に異常が出る可能性は否定できません。
手術によって「妊娠しにくくなるのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、手術後に感染症になったり、子宮を傷つけて子宮穿刺や腹膜炎などを起こさなければ、そのような心配はほとんどありません。
新宿アイランドタワーにある、中期中絶に対応している産婦人科。14週目までの中絶に対応することが可能です。
痛みへの配慮として前処置を行わず、体の負担を最小限に抑えた中絶手術を行ってくれるのが特徴です。
当院では、ピルを始めとした各種避妊方法を、積極的に外来にて患者様に勧めておりますが、様々な事情により妊娠の継続が困難な方に、母体保護法に基づいた安全で痛みの無い手術を行っております。
プライバシーに配慮し、丁寧な説明を心掛けておりますので、妊娠継続を悩んでいらっしゃる方は、まずは一度ご相談ください。
当院では、妊娠11週までは手動真空吸引法(Manual Vacuum Aspiration)を行っております。ラミナリア挿入※の前処置は原則として行いません。
静脈麻酔で完全無痛です。手術は眠っているうちに数分で終わります。
妊娠12週〜22週未満ではあらかじめ子宮口を開く処置を行なった後、子宮収縮剤で人工的に陣痛を起こし流産させる方法をとります。個人差はありますが、体に負担がかかるため通常は数日間の入院が必要になります。妊娠12週以後の中絶手術を受けた場合は役所に死産届を提出し、胎児の埋葬許可証をもらう必要があります。
妊娠初期(12週未満)には子宮内容除去術として掻爬法(そうは法、内容をかきだす方法)または吸引法(器械で吸い出す方法)が行われます。子宮口をあらかじめ拡張した上で、ほとんどの場合は静脈麻酔をして、器械的に子宮の内容物を除去する方法です。
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