原理的には「ゴキブリトラップ」のねずみ用になります。ゴキブリトラップとの違いは餌ではなく、通り道を予測して仕掛けるところです。ねずみの通り道にできる「ラットサイン」を見つけたら粘着シートを使ってみてください。ねずみは天井裏や台所、部屋の隅などの「同じ道」を通る習性があるため、通り道に粘着シートを設置するのが効果的な捕獲方法です。一般的なねずみ駆除でよく使用されているのは粘着シートといっても過言ではありません。
ねずみ駆除には複数の方法がある?比較してみよう!
ねずみ駆除業者と言っても、業者によって駆除方法は異なってきます。
今回は駆除方法だけではなく、プロに依頼するメリットなどもまとめました。
ネズミが嫌がるニオイを出す忌避剤(きひざい)を使用し、ネズミの住みにくい環境にします。
既に侵入しているネズミの追い出し、新たなネズミの侵入防止に向いています。
※忌避剤は、一度の使用で効果があった場合でも、ネズミに学習させるため、何度か繰り返し使用してください。
超音波・電磁波によってネズミにストレスを与る空間を作り、他の場所へ移動させます。
超音波は設置した室内、電磁波はコンセントを通じて壁裏の配線周辺の広範囲に作用します。
自力で行うのと業者に依頼することでの最大の違いは、ネズミの一斉駆除になります。
たしかに、粘着シートや殺鼠剤などを使用して自力で捕獲や処理できるのであれば、コスト面から考えてもよい選択のように思えます。ですが実際は駆除しきれておらず、警戒心の強い親ネズミが生き残り、新たに繁殖をしてしまう場合が多いです。
業者に依頼をした場合は、天井裏や巣までしっかり見つけて駆除してくれます。また、再発防止のために侵入口も塞いでくれますので安心です。
状況にもよりますが、平均的には2~3時間程度の作業を7~10日ほどの間隔を開けて4回程度繰り返し、1~3か月ほどで完了となります。完了後1年間は保証期間となり、その間の再発には無償で対応されますが、きちんと防鼠工事を行えば再発することはまれです。
駆除業者からは、1~2名の作業者がやってきて、数時間に渡る作業を行います。初回の作業は特に念入りに行われることが多いため、3時間~半日程度に及ぶこともあります。2回目以降の作業は、チェックと補足的な作業になるため、1~2時間程度で終了することが多いようです。(※業者によって作業スタイルが異なり場合があります)
ねずみ被害が再発すれば無償で対応する必要が出てくるので業者も一生懸命やります。
また、保証=駆除施工の自信 と考えてもよいと思います。
自信のない業者は、様々な理由をつけて、保証をしたがりません。
ねずみの習性も理解してないので、どこから入ってくるかわからないため、業者も不安だからです。
依頼主の不安要素にきちんと配慮できない業者はダメな業者だと思っています。
配慮に欠けた業者では、依頼主の建物の中でも配慮が足りなかったり、駆除施工そのものも雑な可能性が考えられます。
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