介護職の働き先は、訪問介護などの在宅分野から老人ホームなどの介護施設、そして医療機関にも広がりをみせています。
介護士になると結婚できないのは本当か?介護士のお仕事内容
需要の高まりを見て、介護士に興味を持つ人が増えています。
ですが仕事内容に伴い、結婚できないなどという噂がささやかれているのも事実です。
実際の介護士事情について、詳しくご紹介します。
介護士の年収の平均は、378万円でした。
平均年収推移は270万円~400万円となっています。
お給料(月収):約15〜26.8万円となっています。
※平成27年賃金構造基本統計調査より算出
介護福祉士の資格を所持している人の生涯賃金は、40年間勤務したと仮定すると、1億2,000万円程度になるでしょう。
ただし、5年目に、介護支援専門員の資格を所持することや、条件の良い施設に転職することなどを考慮すると、あと2,000万円から4,000万円程度上乗せすることも可能かと思われます。
ランキングから、介護士の平均年収は10位中7位と、あまり高い水準でないことがわかります。
実際に、介護士に対する意識調査では、働く上での不満として「給料の低さ」が2位になるなど、給料に対する不満や悩みを抱いている介護士は多いようです。
介護士には基本給の他に、残業手当をはじめとした様々な手当が支給されます。
家族手当や住宅手当など支給条件が決まっているものもあれば、自分のがんばり次第でもらえたり、金額が増える手当もあります。
介護に携わる仕事には、介護福祉士以外にもいくつかの資格があります。
介護福祉士より高い給料をもらうには、ケアマネージャーなど別の介護系資格を取得するのがおすすめです。
実際、僕が働く職場の男性介護士たちも7割ぐらいは結婚しています。
周りの結婚して子供のいる男性介護士たちに話を聞いても、何一つ不自由なく生活を送っているそうです。
営業や飲食、工場勤務、他にもたくさんの職業が介護職と同じぐらいの年収なんじゃないかな?
・・・じゃあその人たちが結婚できてないか?と言われれば、そんなことはありませんよね。
僕の周りでもその仕事をしてる人はたくさんいますが、結婚してる人が多いです。介護士同士の夫婦もたくさんいる。
それでパートナーと共働きをしたなら、もう普通に贅沢できるんじゃない?
さらに、厚労省は『2019年10月から勤続10年以上の介護福祉士について平均で月8万円の処遇改善を行う』と発表しており、今後もますます介護福祉士の処遇改善が図られていくとみられています。
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