コーポラティブハウスの最大の魅力は集合住宅でありながら、注文住宅のような「自由な住まい設計」ができることです。
コーポラティブハウスの特徴と東京のコーポラティブハウス事情
近年、新たな家の形として、コーポラティブハウスが注目を集めています。
とはいえ、まだまだマイナーな存在というのが実際のところでしょう。
コーポラティブハウスの特徴や、東京における傾向などをご紹介します。
皆さんがよく耳にする「生協」「コープ」という食料品・日用品などを共同購入して 安く会員に頒布する仕組みがまさにコーポラティブです。 つまり、コーポラティブハウスとは、住宅を共同で建設することによって 手に入れる仕組み「住宅の共同購入」なのです。
共同住宅でありながら戸建て注文住宅のように、専任の建築家やコーディネーターといっしょに、ご家族で理想の住まいやライフスタイルについて語り合い、世界にひとつのオリジナルプランを創り上げていく新しいスタイルのマンションづくりなのです。
コーポラティブでは同じ価値観を持つ者同士、総会などで何回か顔を合わせるうちに、連帯感が自然に生まれ、コミュニティ意識が芽生えます。
デメリットは、一般に分譲マンションを購入よりも手間や時間がかかるという点です。住宅購入希望者と何回も協議を重ねてアイデアをまとめていくので、完成や入居までに多少時間がかかるでしょう。
コーポラティブハウスのような住み手のデザインや個性が反映できる集合住宅の場合、個性の強い物件として売却する際に買い手が見つかりにくくなる可能性があると言われています。家族構成や将来設計も含めたライフスタイルの変化など、自分の人生設計をしっかり把握してからインテリアデザインを考慮すると良いでしょう。
従来のコーポラティブハウスは、壁紙を派手にしたり、洗面所、風呂などのガラスやタイルの素材、照明など、一つひとつのアイテムにこだわりが強く、細かいところまでお金を掛けていたが、最近は違っている。今回見学した物件では、壁紙は白をベースにシンプルなものが多く、風呂もシステムバスを採用する人が多かった。
全体的には、リビング、ダイニング、キッチンなど、客の目につく場所の床材や小物にはお金を掛けて、寝室や風呂場などは質素にするケースが多く、以前のコーポラティブではなかった傾向だという。
アーキネットの計画地は、暮らしを大切にする住まい手のことを考えた都内の人気エリアから厳選。その街の中でも、心地よく生活できる住環境のいい場所をセレクトしている。
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