ギベオン隕石は1838年にナミビアで発見された鉄質隕石で約4億5千万年前に地球へ落下したと言われています。
ギベオン隕石について
ギベオン隕石をご存知でしょうか?話題になることが増えているものですが、実際にはよく分かっていないという人も多いようです。そこで、ギベオン隕石についてチェックしてみました。
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一番有力だったのはムオニナルスタという隕石で
おそらくギベオン隕石のブレスレットには昔からこの隕石が使われているように思います。
1936年、アフリカ南部にあるナミビア共和国のハルタブ州で発見されたのが、このギベオン隕石。
隕石に含まれる鉄の成分が、溶けながら圧縮し、また溶けるなどを繰り返して成長していく過程で、100万時間という気の遠くなるような超長期間にわたって冷やされることで、鉄に含まれたニッケルが結晶化し、鉄の成分から八面体模様が浮き上がる(分離)ことで生成されます。
ギベオンは太陽系が形成される際に微惑星同士が衝突し合って出来た小惑星中心部の欠片と言われ、微量ながらも地球上に存在しない成分が含まれているという一説があります。
最初の破片が発見されたのは1836年で、イギリス人のJ. E. アレクサンダーによってグレートフィッシュ川で採集されてロンドンに送られ、ジョン・ハーシェルによって隕石であることが確認された。
ギベオン隕石を含む鉄質隕石全般には、手に取った時にその質量以上の重量を感じさせるという特徴があります。
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