デジタコとはその名の通りタコグラフをデジタル化したもののことで、正式名称を「デジタル式運行記録計」といいます。記録紙を使用するアナログ式タコグラフ(アナタコ)に対し、デジタコでは媒体としてメモリーカードなどが使用され、データについても再利用が可能なデジタルデータとして保存されるようになりました。
デジタコってなに?導入メリットについて
トラックなどに「デジタコ搭載」と書かれていることがありますよね。
今回はデジタコが何なのか、導入メリットと一緒にまとめました。
メモリーカードを読み取り装置で解析することで、ドライバーが法定速度や休憩時間などを遵守しているかを簡単に確認できるため、安全管理や労務管理に活用することができますし、記録だけにとどまらず、GPSによる位置情報からリアルタイムで警告を出したり運転の評価が行えることから、事故の防止や燃費向上、安全運転への啓蒙にも直結しやすいのが特徴です。
92万画素のデジタルカメラを採用し、最大5台のカメラ撮映を実現。クラウドで動画を保存することで、ドライブレコーダーの新しい利用価値を提供します。
3.6インチの見やすい大画面!(従来品:2.8インチ)
BlueTooth対応でモバイル機器との無線通信が可能!
免許証をかざすだけで情報を取込む、NFCリーダー内蔵!
高速通信サービス「LTE」対応で、ヒヤリハット映像をリアルタイム送信!
実際にデジタコを導入した運送事業者では、「ドライバーの意識が変化したことが大きい。今まで何も考えずに運転していたものが、急発進や急ブレーキ、アイドリングについて少しずつ注意するようになった」という。
「アナログ式は情報量が限られ、情報解析に習熟が必要だが、装着経費が比較的安価」とし、「デジタコは高価だが、情報量が多く、情報解析が容易にできる」としている。
デジタル式運行記録計のデータと利用ソフト(読み取り装置)を活用することは、短時間での判定によるタイムリーな運転者の指導や運転者が自己判断できる等、普段の運行管理の実効性をさらに高める手段のひとつとなっています。
出典 導入メリット
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