建築の大変さややりがいとは?どんな人に向いている?

建築と聞いて、みなさんはどのようなイメージを抱くでしょうか。
サラリーマンなどからすれば、大変そうなイメージかもしれません。
ですが実際には、大きなやりがい感じられる業界でもあるんです。

FC2USER577663JIL さん

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建築について

そもそも建築とは、どのような仕事を指すのでしょう。
まずは、建築業界の基本についてご紹介します。

人間がその生活上の必要,あるいは文化的,形而上的な欲求から構築するものの総称。原初の住居から始り,今日では都市的スケールの巨大な構造物までが造られている。

簡単に言うと、家やビル、マンションといった建物全般を土台から作り上げたり、その建物を建てるに際しての技術や技法のことを意味するそうです。

「建設」は、私たちの生活の向上や利便性を図ったり、広範囲にわたって「大きな構築物を建てる」という意味合いを持っています。
それに対して「建築」は、私たちの生活で身近なもの(家・マンション・ビル)を造る分野として使われます。

建築に関する職種例

一口に建築といっても、職種は多種多様です。
主な職種について、ご紹介します。

建築士

予算や建物のイメージを基に、安全性や耐震性を考慮した建築物の設計、工事管理を行う。

とび

建設工事の現場で、とび(とび職)の役割は重要で、建設工事が始まる際の仮囲いの設置から、現場の安全管理、また、クレーンで高所に上げられる鉄骨を組む作業も行う。

現場監督/監理技術者(建築一式工事)

建築一式工事は、総合的な企画、指導、調整のもとに建築物(住宅、学校、病院、ビルなどの建物)を建設する工事であり、複数の専門工事を組み合わせて施工する建設工事になります。

建築のやりがい

建築現場で働く人は肉体的に大変です。
また管理や設計ジャンルにおいても、大きな責任がのしかかるため気は抜けません。
そんな中、どういった点にやりがいが見出せるのでしょう。

お客様の要望やライフスタイルから、必要な間取りや設備などを設計・製図していくのが設計の仕事です。注文住宅はゼロからつくっていくものですから、その骨組みとなる設計の仕事はとても重要。図面でしかなかったものが家というカタチで完成したとき、またお客様から喜びの声をいただけたときには、大きなやりがいを感じます。

建物は一度建てられると、そこから数十年は残り続けます。つまり建物の設計は、街をつくることです。将来経験を積んで、自分が生まれ育った街で独立起業することもできます。地元や地域の街づくりに貢献することも、やりがいを感じる瞬間です。

建築士の多くは、「デザイン」にこだわりを持っています。常に新しいデザイン、誰も見たことのない建築を設計したいと考えています。特に商店建築※は、お客さんを呼び込むためにデザイン性の優れた建築を求める傾向にあります。

そういった創作性の高い建築にチャレンジできることも、建築士のやりがいの1つです。

建築業界の大変さとは

建築ジャンルでの仕事には、どのような大変さが伴うのでしょう。
これから建築業界を目指す人にとって気になりそうな部分、まとめました。

正直言うと、忙しい時は家に帰れないこともあります。特に設計の締め切りが迫っている時は、気がついたら朝だったっていうことも・・・。

あとはとにかく知識が必要なことですかね。建築士の資格を持っていても、毎日学ぶことはあるし、法律を覚えるのも一苦労です。

安全面・デザイン性・法律・費用・納期など、あらゆる要素の条件の中でお客様の求める建物を作っていきます。うまくいかないことも多いでしょう。

このような事例が一番きつく、大変なところだと言えます。

どんな人に建築は向いている?

やりがいが感じられると同時に、大変なことも少なくない建築業界。
厳しい世界ですが、そんな業界だからこそ向いているタイプがいます。
以下の特徴にあてはまるようであれば、ぜひ興味を膨らませてみてください。

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