人間がその生活上の必要,あるいは文化的,形而上的な欲求から構築するものの総称。原初の住居から始り,今日では都市的スケールの巨大な構造物までが造られている。
建築の大変さややりがいとは?どんな人に向いている?
建築と聞いて、みなさんはどのようなイメージを抱くでしょうか。
サラリーマンなどからすれば、大変そうなイメージかもしれません。
ですが実際には、大きなやりがい感じられる業界でもあるんです。
「建設」は、私たちの生活の向上や利便性を図ったり、広範囲にわたって「大きな構築物を建てる」という意味合いを持っています。
それに対して「建築」は、私たちの生活で身近なもの(家・マンション・ビル)を造る分野として使われます。
とび
建設工事の現場で、とび(とび職)の役割は重要で、建設工事が始まる際の仮囲いの設置から、現場の安全管理、また、クレーンで高所に上げられる鉄骨を組む作業も行う。
現場監督/監理技術者(建築一式工事)
建築一式工事は、総合的な企画、指導、調整のもとに建築物(住宅、学校、病院、ビルなどの建物)を建設する工事であり、複数の専門工事を組み合わせて施工する建設工事になります。
お客様の要望やライフスタイルから、必要な間取りや設備などを設計・製図していくのが設計の仕事です。注文住宅はゼロからつくっていくものですから、その骨組みとなる設計の仕事はとても重要。図面でしかなかったものが家というカタチで完成したとき、またお客様から喜びの声をいただけたときには、大きなやりがいを感じます。
建物は一度建てられると、そこから数十年は残り続けます。つまり建物の設計は、街をつくることです。将来経験を積んで、自分が生まれ育った街で独立起業することもできます。地元や地域の街づくりに貢献することも、やりがいを感じる瞬間です。
建築士の多くは、「デザイン」にこだわりを持っています。常に新しいデザイン、誰も見たことのない建築を設計したいと考えています。特に商店建築※は、お客さんを呼び込むためにデザイン性の優れた建築を求める傾向にあります。
そういった創作性の高い建築にチャレンジできることも、建築士のやりがいの1つです。
安全面・デザイン性・法律・費用・納期など、あらゆる要素の条件の中でお客様の求める建物を作っていきます。うまくいかないことも多いでしょう。
このような事例が一番きつく、大変なところだと言えます。
- 1
- 2