薪の確保さえできれば当然、暖房費は0円になります。
暖炉付き注文住宅のメリット
日本人にとって、暖炉は少しイメージしにくい存在かもしれません。
ですが、そんな暖炉のついた注文住宅が、近年注目を集めています。
暖炉付き注文住宅には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
注文住宅は、隅々まで建て主がこだわって造れる住宅です。
そのため、日本の暮らしにそこまで馴染みのない暖炉も、自由に取り入れることができます。
どういったメリットが、期待できるのでしょうか。
一番の特徴は、石油ストーブやエアコンなどと違い、ストーブが燃える熱とは別に「遠赤外線」で体の芯から温まること。
その感覚は、真冬の寒い日にお風呂に浸かるあの瞬間のよう。
じんわりと体の芯から温まり、ストーブが本格的につけばスリッパなども必要ありません。
暖炉の形状にもよりますが、暖炉はピザを焼いたりパンを焼いたりと、グリル代わりに利用する事も可能です。
炭火で焼いた食べ物は、IHやガスとはまた違った格別な美味しさがありますね!
暖炉のイメージと言えば北欧ではないでしょうか?
何とも言えないぬくもりのあるインテリアとしては別格と言えるかもしれません。最近はローコスト住宅でも北欧風の家があったり、暖炉のある家がありますので北欧風の家と合わせるとオシャレ感が更に増しますね。
暖炉には不思議と人の心を惹きつけるものがありますよね。優雅な時間の表現だったり、遠い昔に聞いた物語のノスタルジーだったり、原始的で素朴な、本物のあたたかさだったり。山中の別荘やセカンドハウスに暖炉を導入する人も多く、人生の豊かさのひとつの象徴だったりするのかもしれません。
隣地との境界を松林がセパレートする恵まれた環境、H邸は、帯広駅からやや離れた郊外にある約300坪の敷地の豊かな自然を生かすことを設計の基本とした
また、床暖房を設置したテラコッタ敷きのサンルームには薪ストーブを備え、炎を囲んで家族が集まれる空間にとした。
モダンで重厚感漂うデザインに家族の想いと絆を融合させた邸宅。暮らしの中心となるリビングは、デッキの先に広がる美しい庭と連なりひとつの空間となるデザイン。大開口の先に視線を伸ばせば優しい緑が覗く。
センスとこだわりを感じるインテリアの中で存在感を放つのが薪ストーブだ。オーナーが長野県にあるメーカーへ出向いて決めたという愛着ある代物。冬になると柔らかな炎が灯り、家族の団欒をより温かな時間へと変える。
「HOP新コンセプトハウス」にビルトインされているのは、イベントホールのスマートウォールを提供する「グラスルーチェ」、「ポーゲンポール」のキッチン、「ニチエス」のアウトドアファニチャー、「ヴェッキオ エ ヌオーヴォ ジャポーネ」の暖炉、「バング&オルフセン」のオーディオ・ビジュアル、「ジャクソン」のバスタブ、それに「テクノジム」のフィットネスマシーン。
冬は、暖炉のみで暖をとりたいので、吹き抜けを通して、2階の寝室、子供部屋に暖かい空気が流れるよう計画をお願いしました。子供がアレルギーなので、床はモミの無垢材、壁は漆喰、天井は杉板、の自然素材で仕上げてもらいました。
開放的な吹き抜けの空間は、小屋裏にトップライトを設けたため、夏でも風通しがよく、冬の暖炉共、できるだけ人工的なエネルギーに頼らない方法で、快適に暮らせるように考えました。
- 1
- 2