「子どもが好き」ということは、保育士に最低現限必要になってくる資質と言えます。
実際に保育士になる理由はほとんどの人が「子どもが好き」ということでしょう。
しかし、どんなに子どもが好きでも、保育士は単なる子どもの遊び相手ではありません。
大切なことは、プロとして子どもと向き合う自覚です。
保育士の給料ってどれくらい?実は意外と安いのが現状……!
子供たちとふれあう職業、保育士。
子供好きの人にとっては堪らない職業ではないでしょうか。
しかし、給料はどれくらいか知っていますか?
今回は保育士の給料についてまとめました。
子どもたちを抱っこしたり、おんぶしたり、一緒に公園で走り回ったり、全力で動き回る子ども達と接する保育士は、肉体労働とも言え、かなりハードで体力を必要とします。
保育士には腰痛や慢性疲労を悩みに持つ人も多く、これらは「職業病」と言っても過言ではありません。
保育士には特に高いコミュニケーション能力が必要です。
明るく、社交的な保育士は子ども達に好まれますし、子どもが社会生活を送る上で必要なコミュニケーション能力のお手本となる存在です。
また保育士が接するのは子どもだけではありません。
保育士に欠かせないのが保護者との関わりです。
平成27年の賃金構造基本統計調査によれば、保育士の大まかな年収は300〜340万円。月収は21万円ほど、賞与が出た場合は60万円くらいと推測されています。保育士として現場にいる限りは、この給与はほとんど変わらないのが現状。主任や園長になったり、複数の園をまとめるエリアマネージャーを務めたりしない限りは、給与面はかなり厳しいようです。
愛知県は安定して保育士の給与が高い都道府県です。県内には世界的な自動車メーカーの本社があり、比較的財政に余裕があることや、名古屋市において、公私立の保育園の待遇の差を埋める補助が手厚いといった背景があります。
保育士の給与は、経験年数によっても差が生まれてきます。認可保育園で同一の法人で働き続けていくと、自然とベースアップしていくところが多いでしょう。
女性が多い保育の現場では、ドロドロした人間模様が悩みの種になることも珍しくありません。
「嫌だなあ」と思っても、派閥を無視したり、悪口やいじめに加わらなかったりすると、次は自分自身がターゲットになってしまう、なんてことも。
中でも日案・週案・月案のような計画書類や日誌、連絡帳、おたより作成といった事務作業は、保育士の負担を想像以上に重くしています。しかも子どもがいる間はほとんど手がつけられず、子どもたちが帰ったあとに居残るか、それでも終わらず持ち帰る・・なんてことに。
なんでもありといった感じですが、実際にこうしたクレームをつけてくる親はいます。
どんなに理不尽でも、はっきり反論しづらいのが辛いところ。正論を述べても、逆切れされることが少なくないからです。
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