まず生産管理のQCDとは英語の「Quallity」「Cost」「Delivery」の3つの言葉の頭文字をつなげたものであり、日本語にすると「品質」「コスト」「納期」となります。
QCDを意識して研磨会社を選ぶ理由
研磨会社を選ぶとき、どのような基準で検討するでしょうか。
QCDは、比較するポイントの中でも特に注目すべき点です。
QCDを意識して研磨会社を選ぶメリットについて、知ってみてください。
QCDとは一見独立してるように見えて一つの線で繋がっており、品質が上がればコストが上がり、納期が長くなります。
製造業において、というより全てのビジネスにおいて品質を上げて価格を下げて納期を短くするということは実は非常に難しいことなのです。
これらを実現するため開発部では日夜アイディアの出し合いが続き、製造部では無駄な工程を一切省きマニュアル化し、営業部では取引先との価格交渉が行われています。
どこにどれだけこだわるかが、ビジネスセンスの見せ所ですね。
とはいえ「Quality」「Cost」「Delivery」の並び順が示す通り、まずは品質にこだわるのが王道です。
つまり「GCD」は、研磨会社に限らず優れたサービスを提供するための基準になるというわけです。
これらそれぞれへのこだわりはもちろん、順序をどうするかもポイントになってくるでしょう。
研磨会社それぞれで、得意分野は異なります。
そのため、プロジェクトに合っているかや、QCDのどの部分を重要視するかで選ぶことが大切です。
主な研磨会社の特徴について、ご紹介します。
株式会社エヌエス機器では、お客様のご要望に合わせた加工が可能です。平面などの簡易形状はもちろん、機械では困難な複雑三次元形状の鏡面仕上げを得意とし、手作業と特殊装置を使用した鏡面仕上げを行います。
Mipoxでは、研磨フィルムから液体研磨剤(スラリー)、研磨装置に至るまで幅広い研磨材を提供しております。
当社のサービスは研磨製品の提供のみならず、研磨品質の測定や受託研磨加工サービス、受託開発、研磨コンサルティングと、研磨に関するあらゆるニーズを網羅。
「研磨」分野のグローバルニッチトップとして、お客様のさまざまな声にお応えするワンストップソリューション企業です。
出典 Mipoxの強み
三和研磨工業では、ダイヤモンドホイール、CBNホイールなどの超砥粒ホイール、並びに一般砥粒の精密砥石はお客様のオーダーをお受けする専門の部署による設計・製造を行っております。
前項でもさまざまな強みを持つ研磨会社をご紹介しましたが、特におすすめの企業もひとつ特集します。
それが、兵庫県に拠点を置く三陽工業です。
QCDの観点でも高い水準を意識しており、利用者満足へのこだわりが窺えます。
研磨職人の数は30~40人ほど。これほど在籍しているのは稀で、技術水準は日本トップレベル。そのため、研磨作業を最少工数で、しかも消耗品のコストを最低限に抑えることが可能。
三陽工業では製品を磨く工程に金属表面をきれいにするバフ研磨を主に取り扱っています。さまざまな金属製品(鉄・アルミ・ステンレス)の表面仕上、生地、黒皮、サビ取り、焼け取り等、鉄板~R形状のある品物まで、荒仕上げから光沢(鏡面)仕上げまで幅広く対応致します。
手のひらサイズの小物から動かすのが困難な大物まで何百種類とある部品をお客様のご要望通りに光沢仕上げしております。
部品によって皮取りや溶接後の焼け取り・ビードカット、キズ取り、バリ取り等も行います。
『人の無限の可能性を伸ばす為の場所』である三陽工業という場所で『やったことがないことをやってみよう』という想いを持った仲間が、自分たちの人生を豊かにする為に、そして人の役に立つ為に日々奮闘しています。
日本の製造現場を元気にする為に、人の無限の可能性を信じ仲間を増やしていく。
その仲間と共に、お客様や求職者に対して価値のある集団、面白そうな集団、楽しそうな集団と感じて頂く。
その為にしっかりと目標設定を行い、その目標に対しての行動を起こしていく。
今、私たちがやっている事を言葉にするとこうなります。
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