厚労省による平成29年3月分及び平成28年度分の一般職業紹介状況から、製造業の有効求人倍率をご紹介します。
1位:運輸業・郵便業(12.2%増)
2位:建設業(11.7%増)
3位:製造業(11.0%増)
製造業の平成29年3月の有効求人倍率は1.45倍で、1990年の1.43倍以来26年ぶりの高水準となりました。
ものづくり仕事の面白さと転職先におすすめの理由
転職を考えた時ものづくり仕事が目に入ってくると思います。
ものづくり仕事は転職先としてどうなのでしょうか?
製造業に絞ってその面白さとおすすめの理由をまとめました。
求人数は、特に「製造業」で増加。前月より求人数が44.1%増え、売り手市場が鮮明になっている。その他の業種の求人数を見ると、「運輸業、郵便業」「サービス業」が前月よりわずかに減り、「電気・ガス・熱供給・水道業」は変わらず、そのほか9業種は増加している。
製造業であれば、厳密な生産計画のもと作業が進められており、労働時間も規律がしっかりしていることを知り、未経験ながらも挑戦しようと考えたのです。
奥さんもいて、これから子供もと思っていたSさんは、家庭との時間を作りやすいかどうかも転職の基準でしたが製造業ではそれもクリアできたようです。
年齢に関係なく個々人の頑張りや実績を給料に反映するため、20代で年収が400万を超える社員もいます。基本給が安定しているので趣味や家族との時間を大切にした働き方も可能です。
僕の場合は、基本的にそんなに難しい作業はなかったので、未経験でもすんなりと仕事を覚えることができました。
2年経った今では、作業をしながら、頭では全然違うことを考えられるくらい簡単に感じています。
僕の周りの友人も製造業が多いですが、仕事が難しくて辛いという話は全く聞かないので、基本的には、工場の作業を覚えることに不安は感じる必要はないでしょう。
どんな仕事もお給料や勤務時間なども気になりますが、楽しさややりがいも気になりますよね。
実際にものづくり仕事で働いている人たちはどんな楽しさややりがいを感じているのか声をまとめてみました。
・初めて自分一人で出来た時です。慣れないころは失敗ばかりでいつも付き添ってもらっていたので、独り立ち出来た時は本当に嬉しかったです。(40代/女性/専業主婦(主夫))
顕微鏡をのぞき込んで製造する精密機器でしたが、のろいのろいと言われていたのに、上の人から仕事が丁寧でミスがないとほめられたのが嬉しかったです。(40代/女性/専業主婦(主夫))
工場で仕事をするときには、「製品ができるまでの1工程」を担当することが多いです。そのため、「自分の仕事が世の中に役立っている」という実感を得にくいです。「本当に自分の仕事は人の役に立ってるのかな・・」と思うと、やりがいがなくなりやすいです。
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