キャディさんがとっさに「頭を守ってください!」と叫んだため、両手を頭の上に乗せ、身をかがめようとした瞬間、背中に「ドスッ」と衝撃が…。
隣のホールでプレーしていたボールが林を越えて飛んできたケースです。
ゴルフのアクシデントって?ゴルフ保険のすすめ
ゴルフは、スポーツの中でも優雅な部類に入るかもしれません。
年配でも無理なく楽しめる、数少ないスポーツでしょう。
ですが、ゴルフ中はアクシデントにも気を遣っておくべきです。
ゴルフで起こるアクシデントと、ゴルフ保険について紹介します。
ゴルフでは、さまざまなアクシデントに注意しなくてはなりません。
自分はもちろん、近隣のコースでプレイしている他者にも気を遣っておくべきです。
以下は、代表的なアクシデントの例です。
そしてこのケースのプレーヤーは、ドライバーを自分のお尻の後ろの座席シートに挟み込むように置いて、本人が運転していました。そして運転してしばらくしてから、ほんの少しはみ出していたクラブヘッドがカート道路沿いの木の幹にぶつかり、クラブが引っかかるトラブルが発生しました。
ゴルフの打球事故の考え方として
「自分の技量に応じて、打球が飛ぶ可能性がある」
場合で事故が起きてしまえば、打った人は加害者となってしまいます。
人がいる方向に打球が飛んでいく可能性があって事故が起きれば、それは打った人のミス。
例えナイスショットだったとしても、事故により最悪のショットへと変わってしまうこともあります。
ゴルフ中の事故については その状況を良く把握できる統計データが見当たらないが、2001年、西日本 158ヶ所のゴルフ場で 発生した事故というデータを見ると 怪我の総数が 466件で、その内訳は ボールやクラブによるものが 235件、カートが 119件、そして、転倒・転落が 112件で、加えて、急病が 47件(内 26人が 突然死)というデータがある。
因みに、近年、アメリカではゴルフカートによる怪我が年間に 13,000件も起きていると言う。ゴルフカートの事故やゴルフボールに当たる事故は 死亡事故や取り返しの付かない怪我に繋がることもあるから 十分に 注意する必要があるものである。
年齢別には,カートの種類を問わずヒヤリハット経験
頻度の構成比に有意な差が確認された(図4).手動式カ
ーとでは,ヒヤリハットを経験した人の割合(「よくある」
から「一度はある」の合計値)が20 歳代で86.9%と最も
高く,年齢が上がるごとに下がる傾向にあり,60 歳以上
では 50.7%である.
もちろん、人が打ったボールが当たって、自分が入院したり後遺症が残ったりすることだってあり得ますよね。素振りしたクラブが飛んで、ゴルフ場の設備を壊したりすると、高額な賠償金を求められることも考えられます。
入院した、後遺症が残ったという場合は、健康保険を適用しても10万円を超える治療費が必要になります。自費で突然用意するのは、厳しい額かもしれません。
・プレー中、木に当たったアイアンが折れてしまった
・カートに戻るとクラブが1本盗まれていた
クラブを修理に出すとなると、約3千円~3万円かかります。
木に当ててしまい、シャフトが折れた場合、シャフト交換代は約3万円。ヘッドをぶつけて割ってしまった場合、クラブ価格の60%が修理費としてかかることが多いようです。
もちろん、盗難にあってクラブがなくなった場合は買い直しですから、クラブ一本分の出費です。
ゴルフ場で実際にラウンドしている場合に限らず、練習中や指導中でも補償の対象となる点だ。そのため、打ちっぱなしで練習している際、プロからコーチング(指導)を受けている際、極論をいえば自宅で素振りをしていてケガをしたとしても保険金が受け取れる。
さらに、ホールインワン・アルバトロス補償がゴルフ保険にはある。これはホールインワン・アルバトロスを達成した際に、その祝賀会(飲み会)やキャディへの祝儀やゴルフ場への植樹などに対して保険金が支払われる。
先日、ゴルフの前日に初めてゴルフ保険に加入してみました。正直あまり意味はないのかなと思いながらの加入だったのですが、まさかいきなりお世話になるとは…。なんと、当日の練習中、クラブを盗まれてしまったのです。帰り支度をしている時に気付き、本当に焦りました。こういう万が一が突然くるから加入しておくべきなんだ…と実感。助かりました。
私はまだまだゴルフ初心者で、誤って振りかぶったクラブで誰かをケガさせてしまうのでは…といつも冷や冷やしています。だから、ゴルフ保険は私にとってのお守り。これに入ったおかげで、やっと安心して思いっきりプレイ&練習できるようになりました。
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