やっぱりこれから建てるなら鉄骨建築がいいの?鉄骨住宅のススメ

長く住める家を建てたいと考えているなら、鉄骨住宅が気になっていることでしょう。鉄骨住宅は耐震性が高く、長持ちする家だともいわれています。これからの時代は安全性や耐久性も重視しなければならないため、鉄骨住宅の魅力を紹介します。

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鉄骨住宅の基礎知識

鉄筋コンクリート造住宅とは「鉄筋コンクリート造住宅」は略称として「RC造」とも呼ばれ、コンクリートと鉄筋を一体化させた構造部材により架構された住宅を言います。

引っ張る力に強い鉄筋と、圧縮する力に強いコンクリートが組み合わさることでより高い強度の柱や梁が構築されます。鉄筋コンクリート造住宅は、一般的には建物強度が高く耐震性に優れていると考えられ、また材料の特性から火災にも強い特徴があります。

鉄筋の入ったコンクリートで造られた6面体が、外圧を1点に集中させず、建物全体に分散させてバランスよく受けとめているからです。

鉄骨住宅は家を支える部分に鉄骨を使っています。
そのため耐久性が高く、安全に住める住宅だといえるでしょう。

鉄骨住宅のメリット・デメリット

鉄骨造の場合、建築の際に構造計算が必須となるので、揺れに強い設計で建設されます。

鉄骨を剛接合し、地震に粘って耐える「ラーメン構造」と、比較的大きな荷重でも変形しないが、ある点を超えると強度が低くなる「ブレース(筋交い)構造」がある

他の工法に比べ非常に重いので地盤が重要。弱い地盤では地盤改良費が高額になる

鉄骨住宅は全体的に見ても地震に強くなりますが、工法によっても必要な耐震構造が違ってきます。
地震に強い家にしたい場合は、地盤の強度も合わせて考えていきましょう。

鉄の弱点はサビと疲労破壊ですが、防錆材が優秀な点と、住宅の使用用途で疲労破壊を起こすことは考えられない為、経年劣化という観点からは鉄骨の方が優秀だと言えると思います。

錆びの問題がなくなれば100年は持つとされているため、長持ちしやすいのが大きなメリットです。

長く同じ家に住みたいと考えている方は、耐久性の高い鉄骨住宅がおすすめです。
2世帯住宅など100年持たせたい家庭に、鉄骨住宅は向いているでしょう。

一般的には重量鉄骨の方が2~3割建築費が高いと言われています

出典 hikaku-1

木造:約18万円/平米、約59万円/坪
鉄骨造:約25万円/平米、約83万円/坪
コンクリート造:約18万円/平米、約61万円/坪

同じ40坪で家を建てるとすると、ざっくり1000万円近くの価格差ということですね(汗)

鉄骨住宅だから価格が高いとは一概にはいえませんが、一般的には高くなるケースが多いようです。
コストダウンを可能にする住宅メーカーもあるため、よく比較しましょう。

木造ならばサッシの位置が気に入らなければノコギリで切れますが、鉄骨の場合はグラインダーまたは酸素を使って開口を動かさなければ なりません。

出典 hikaku-

なかには筋交い(ブレース)で強度が保たれていることがありますが、このブレースが泣きどころ。ブレースが邪魔をして、間取り変更が制限されてしまうことも。これが”軽量鉄骨は間取り変更が難しい”と言われる理由です。

築年数が古い軽量鉄骨造は、構造躯体の劣化が深刻で、それを補強するのに大きな費用がかかることも。軽量鉄骨のリフォーム費用が、建て替えとそれほど変わらなくなってしますケースもめずらしくありません。

鉄骨住宅は長持ちしやすい住宅のため、大規模なリフォームをせずそのまま住み続けるのに向いています。
ライフスタイルの変化でリフォームをする予定がない方におすすめです。

鉄骨住宅を取り扱っているハウスメーカー・建築業者のおすすめ

リーズナブルな鉄骨住宅として知られているメーカーです。

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