ラウンダーとは、自社と取引のあるスーパーやデパートなどの販売店を回って、各店舗での自社製品の展示状況や他社製品との違いを調べて報告したり、もっと売ってもらうための企画を実践したりする仕事です。実際の販売店を回って、販売店の担当者に、自社の商品を売ってもらえるようアピールしたり、売り場の陳列方法を提案、サポートしたりするのです。
ラウンダーとは?求められる能力やおすすめ委託会社はどこ?
ラウンダーは聞き慣れない人にとっては、何をする人か分からない人もいます。
今回はラウンダーが何をする人なのか、求められる能力などについてもまとめました。
他店に出向いてコミュニケーションを取るラウンダーの仕事は、営業の仕事と似ているという印象を受ける人も多いようです。事実、ラウンダーという職業はルート営業、ルートセールスという呼ばれ方もします。
ラウンダーの求人は様々ですが、直行直帰が可能な職場もあります。いくつかの店舗を担当するため、車の免許や、自分で車を持っている必要があるケースもありますが、そういった求人では、自宅周辺の店舗を車で巡回する、というものが多いため、車の中では自分の時間を持てますし、決められた期間内であれば自分の都合に合わせて仕事ができるというものもあります。
「ラウンダーの言う通りにしたのにうまく行かなかった」「他社からのアドバイスのほうがわかりやすい」ということが続くと、取引先からの信用はどんどん低下していってしまいます。こうなると、製品に対しても積極性が失われかねません。
ラウンダーの仕事には必要なスキルや能力はありません。というのも仕事自体がどんな商品を扱うかにもよりますが、基本的に上記でお話ししたラウンダーに向いている人であればお仕事はできます。また、ラウンダーの仕事はスキルや能力というよりもやればやった分スキルがあがるお仕事です。
仕事をする上で自社商品の知識がついていると仕事をしやすくなりますが、必ずしも必要というわけではありません。ラウンダーは、すでに取引している販売店の方と、信頼関係を築き上げていく仕事です。ですから、ビジネスマナーや販売店の方が悩んでいる問題を解決することができると、信頼してもらえます。
食品や日用品、生活家電商品といった消費財の8割は女性が購買を決定しているといわれ、さらに購買行動も、ネットで調べてから店舗で買う、店舗で実物を確認してからネットで買うというように、購買決定に店頭が重要な鍵を握っています。
ラウンダー人材バンクは、人材派遣や人材紹介などによる、人材採用支援サービスです。 店舗巡回(ラウンダー)や店頭案内といったフィールドマーケティング業務を行うスタッフが全国(北海道から沖縄まで)に約84,000人登録。 あらゆる、生活者が商品・サービスと接するシーンで、優秀な主婦の活用をお考えの際は、「ラウンダー人材バンク」をご活用ください。
モノが売れない時代、少子高齢化、飽和の時代・・・など、
市場の縮小を感じさせる言葉が、いろいろな場面で目につきます。
でも、私たちは、「買い物の現場」を知る専門家として、これからも成長の可能性を感じています。
- 1
- 2