強度や材質、使うべき材料や場所といった細かいプランを立てなければなりません。
建築における、いわば立案された決まりごとを、
・きちんと定められた材料で実施されているか?
・定められた寸法で施工されているか?
・建築にゆがみはないか?きちんと養生等されているか?
といった部分を確認していく仕事となります。
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さまざまな場面で、
施工管理を行うのであれば、目を光らせておかなければなりません。
万一の事故が発生してしまいますと、先に述べた原価、品質、工程管理、
全てダメになります。
工事現場での作業がスムーズに行われるようにスケジュールを管理することも、施工管理の大切な仕事です。
施工開始前にはスケジュール作成から始まり、職人の配置、重機の手配など予定を立てなければいけません。
工事が始まると、工程表通りに現場の作業を進んでいるかを日々確認します。
建物が完成したときの充実した達成感がやりがいにつながります。
設計と協力して各種の施工図に落とし込み、多くの職人を取りまとめながら工事を進め、パースのイメージ通りに完成したときには、言葉で表現できないくらいの感動を覚えるでしょう。成果が目に見えるという点でも、やりがいはひとしおです。
特に、「経験」というスキルは実践の中でしか得ることができません。その経験を積めば積むほど任される仕事も増え、仕事内容も高度なものになっていくので、それに比例して迅速な判断力や柔軟な対応力が身に着くのはもちろん、技術の向上にも繋がります。
建築施工管理技士にとって最大の喜びは、ビルなどの大きな「ものづくり」に携わることができる点にあるといえるでしょう。
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