高級注文住宅は建売分譲住宅や規格住宅とは異なり、まったくの白紙状態から施主と建築家が協力してプランを練り上げます。
一度は住んでみたい!高級住宅とは
外観も内観もこだわりぬいた高級住宅は、マイホームを持ちたい人ならだれでもあこがれますよね。今回は、そんな高級住宅のこだわりポイントやテイスト別の特徴について紹介していきます。
設備や木材など、使用するものを高級仕様にする
照明にこだわり、部屋の使用目的に合った照明効果を考える
リビングから見渡せる庭を四季それぞれに楽しめるものにする
広いウッドデッキやベランダを設け、解放感を楽しむ
お風呂のそばに坪庭を設け、リラックスタイムを充実させる
生活感を極力なくすために、収納計画をしっかり立てる
家そのものの意匠(デザイン)を好みのものにする
市街地を一望できる高台に土地を確保する
モダンなスタイルの住宅は、その名の通り現代的なデザインと工法を前面に出した住まいです。もっとも、現代の家屋は一見伝統的なデザインであっても、ほとんど全て現代的な工法を取り入れているので、ここでは「デザインが現代的な住宅であること」をモダンスタイルと定義しています。そのデザインの特徴を簡単にまとめると「シンプル」「直線的」「無機的」と言ったところでしょう。
壁面などをコンクリートを打ったままの状態で仕上げること。商業施設に多く使われますが、クールで無機質なテイストが好まれ、モダンテイストの注文住宅でも使われています。一見手間が掛かっていないように受け取られますが、実は壁材を使わない分、内部の鉄筋を保護するために高い技術が必要な工法です。
リビングなど、室内に階段が設置された間取りを指します。部屋が広く見えて、モダンな雰囲気になるだけでなく、階段を上って2階に行くためには必ず室内を通る必要があるので、必然的に家族とのコミュニケーションが生まれるというメリットがあります。吹き抜けと併用するとさらに開放感を演出できますが、冷暖房が効きにくくなるというデメリットもあります。
ナチュラルなスタイルの住宅は、近代的な建築資材を適度に取り入れながらも、目につく部分には木材をはじめとする自然な素材の質感を生かしているのが特徴です。
その中でも、どれくらい自然を取り入れるのかは業者や個人の希望によります。
100%自然素材を取り入れることは難しいため、モダンな雰囲気とナチュラルな雰囲気の組み合わせが需要となってきます。
ナチュラルスタイルの魅力は、何といってもその素材を活かした温かい雰囲気です。
自然素材がメインで使用されるため自然の空間に包まれた時の落ち着きを感じられ、オシャレなカフェに行った時のような気分を味わうことができます
RC造はデザインの自由度が高く、大きな空間を構成しやすいという点で自分だけのオリジナルデザインの家をつくりたいという高級注文住宅に多く採用されます。
鉄筋コンクリート(RC造)の建物は、コンクリートが圧縮力に優れ、鉄筋が引っ張る力に優れているため、それぞれの特徴を生かした地震に耐えやすい構造になっています。
ビルやマンションなど大型の建物にも多く採用されていることからもその耐震性の高さがうかがえます。
コンクリート躯体は隙間がなく気密性が非常に高く、発砲断熱材などの断熱材を用いられたRC造住宅は、床や天井付近などの温度差が少ないのが特徴です。断熱性や気密性の高さは、冷暖房の効率に直結するため非常に高い省エネ効果が期待できます。
RC造住宅は、外部の音エネルギーをコンクリートが遮断するため、遮音性能が非常に高くなります。
180mm厚のコンクリートは、透過損失-50db以上の性能を持ちます。
これは、外が交通量の多い道路(80db)でも、室内への音エネルギーの侵入を遮断するので、室内では深夜の住宅街の静けさ(30db)となります。
RC造住宅は床もコンクリートなので、上下階の音も遮音します。
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