会社売却相場はどのように求めるのか

M&Aのよう乗っ取りにあった場合、予想外の金額で会社を買われてしまいます。
これは友好的な取引関係で会社を売る場合とは状況が大きく異なります。
今の自分たちの会社売却相場がどうなっているのか、万が一のために覚えておいたほうがいいでしょう。

FC2USER409500ZIT さん

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会社売却相場の算出方法

会社売却相場がどうなっているのか、考えたこともない人にとっては突拍子もないお話です。
いったいどのように計算するべきなのでしょうか。

■ディスカウントキャッシュフロー(DCF)法

ディスカウントキャッシュフロー(DCF)法は、将来の計画に基づいて現在の価値を算出するのが特徴になるので、事業計画がポイントになります。

5年分のフリーキャッシュフローの予測からスタートするのがこのDFC法になります。

■収益倍率(マルチプル)法

本質的な収益力(営業利益を基準に考えることが一般的)をもとに、類似する上場会社が証券市場においてどの程度評価されているかを参考に株式価値を算出します。

類似しているメーカーがあるかどうかに関係してきますが、わかりやすい算出方法です。

■簡易的な計算方法について

まず、基本売却価格になるのが、以下の式です。
純資産(貸借対照表の純資産の部合計の数字)+3年間の当期純利益
たとえば、純資産が1000万、1年間の純利益が1200万を3年継続した場合は、
1000万円+1200万円×3=4600万円
となります。

本来はもっと複雑ですが、出来る限りシンプルにした計算式はこちらになります。

M&A仲介会社選び

会社売却を効率的に行うためにはM&A仲介会社選びがやはり重要となります
そこで、具体的にどのような会社がいいのかを3つほど紹介します。

AIGATEは企業再生を得意とする会社で、M&Aにおいても売り手会社の価値を高めてから売却する手法が可能です。具体的には、売り手企業にサイトM&Aで仕入れた優良サイトをドッキング。WEBマーティングのコンディションを整えることで、より高値での売却が期待できます。

成功報酬は一律3%なので、計算もしやすく売値が安かった場合はかなりの低コストになります。

■日本M&Aセンター

最高のM&Aとは、人の結婚と同じように一緒になって幸せになれる相手と巡り合うことであり、
お互いの会社が敬意と同じビジョンを持って新たなステージへ進み成長していくことこそ、M&Aのゴールです。

会社を譲る経営者にとっては、我が子のような会社や社員が更に輝いていくための最後の大仕事。
会社を譲り受ける経営者にとっては、大切に育くまれてきた歴史を迎え入れ、新しい一歩を踏み出す門出の時。

全国展開をしている国内最大級のM&Aネットワークを持っている会社で、様々な業界や場所とマッチングが可能なのです。

■ストライク

「M&A市場SMARTTM(Strike M&A Rapid Trading system)」は、譲渡や買収情報をインターネット上に掲載し、相手先企業を探索するサービス。ストライクは、このSMARTを1999年より日本で初めて開始しました。時間と空間の制約を受けないネットのメリットを最大に活かしたこのサービスは、現在までに多くの企業が利用。

ネット上でM&Aの情報を掲載するSMARTを運営しているのが最大の特徴で、ネットワーク社会を代表するM&A仲介会社として規模を拡大中です。

そもそもM&Aのメリットは何か

M&Aという言葉はよく聞きますが、具体的なメリットが買い手にも売りてにもあるのか、詳しく説明できる人は少ないでしょう。
その部分を掘り下げていきます。

■買い手のメリット

規模の拡大・シェアの拡大というメリット
M&Aにより売主会社の売り上げや取引先、経営資源を取り込むことができ、買主会社は規模の拡大を行うことができます。
流通大手のイオンは、ダイエーを買収し、子会社化することで、一気に業界シェアを伸ばすことができました。

やはり事業拡大やシェア拡大が最大のメリットとなります。

■売り手のメリット

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