All-on-4は、総入れ歯をお使いの方や多くの歯をなくした方のための最先端のインプラント治療法です。従来、すべての歯を失った方にインプラント治療を行う場合、骨の移植をしたり、8~14本のインプラントを埋め込むのが一般的でした。そのため手術時間が長くなり、術後の腫れも大きく、費用がかさむという不安要素がありました。
オールオン4の治療を受けるメリットとは?
オールオン4とは総入れ歯の方や、歯がほとんどなくなってしまった人向けのインプラント治療です。総入れ歯のような義歯を4本程度のインプラントで固定します。今回はオールオン4治療を受けるメリットを解説します。
All-on-4は、奥のインプラントを骨のある部分へ斜めに埋め込み、力を広く均等に配分することにより、最少4本のインプラントですべての人工の歯を支えます。骨の移植などの必要もなく、抜歯からインプラントの埋め込み、仮歯の装着まで、1日で行うことが可能です。
また、お口が入れ歯装着の感覚に慣れるまで、最初の数週間は硬い食べ物や噛みきりにくい食べ物は避けた方がよいでしょう。ステーキ、全粒粉のパン、ナッツ、硬いキャンディーは、咀嚼が問題なくできるようになるまで避けてください。
入れ歯にしたら上手くしゃべれなくて、人と話をするのが億劫で悩んでいます。」というお話をよくお聞きします。
不慣れな入れ歯のために、一時的な発音障害が出ている。
慣れだけでは解決しない、入れ歯に不備があり発音障害が出ている。
総入れ歯を長く使っていると骨吸収が進みやすいです。そのことによって、入れ歯が合わなくなるだけでなく、シワやたるみの原因となり、見た目が老けた印象になってしまいます。
また、入れ歯が原因で口元が気になり、笑顔を見せられなかったり、人前で話をすることが嫌になったりする人も多いです。
オールオン4は健康保険適用外の自由診療となるため、費用が全額自己負担になります。医療機関によって金額が異なりますが、平均最低額は180~240万円ほど。医療機関の中には低価格を広告している場合もありますが、著しく低価格な場合はその品質について、または追加料金の発生について、しっかりと確認を取ることが賢明でしょう。
出典 オールオン4のデメリット
オールオン4(オールオン6)は、お口やお体の状態によっては受けられないケースもあります。また、どこの歯科医院でも受けられる治療ではありません。歯を全部失ってしまった方や、今お使いの総入れ歯に不満がある方は、まずはお近くの歯科医院でオールオン4(オールオン6)に対応しているかどうかも含めて、インプラント治療について相談してみてはいかがでしょうか。
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