最大の魅力は収益の安定性です。不動産投資や株式投資の場合は、入居者の数や投資先の業績、相場の変動といった外部要因に収益が左右されます。
しかし、太陽光発電システムで発電した電気の買取価格そのものは法的に担保されているので「発電したのに収入がない」という事態に陥ることはありません。
太陽光発電投資をして資産運用をしよう
太陽光発電投資とは、太陽光発電で得た電気を売ることで利益を得る投資です。設置費用が高いものの、収益の安定性と利回りが高いというメリットがあります。今回は太陽光発電投資のメリットデメリット、業者の選び方をご紹介します。
規模にもよりますが、利回り10%~12%程度の案件が多く出回っており、不動産投資と比べ、高い利回りが期待できる点は大きい魅力です。
ソーラーパネルの表面は雨が洗い流してくれますし、日々の手入れといえば敷地の草刈りくらいですが、今では雑草対策も整っています。従って、発電システムが故障した場合を除いてほとんど管理費用がかからないメリットが魅力的です。
初期投資を行って太陽光発電設備を入手したけれど、電力会社が出力抑制してしまって発電した電気を買い取ってもらえない、そんな事態が某電力会社の管轄内で発生したことがあります。
設備の設置等を業者に任せられる反面、「詳細がわからないまま購入する」というリスクもあります。一例にはなりますが、太陽光発電システム設置工事の不備で売電収入に損失が出たという報告もあります。
土地付き太陽光発電施工販売業者の言うとおりに進めていけば大体の方が2000万円準備出来ます。しかし、リスクはリスクです。
この2000万円を8年〜10年で回収、最悪のケースでも20年の売電期間内に完済しなければいけないのですから。
太陽光発電システムに何かあった際、保証がないと本体代と工事費で数百万円かかる機器も搭載されています。長くシステムを持続させるために保証期間が長く、メンテナンスの充実した業者を選ぶべきです。
自社の製品に自信を持っている会社では太陽光発電パネルに長期の保証を付けているので、投資で失敗しないためには長期保証が付いたパネルを取り扱っている会社に依頼することが大切です。
購入する段階で、業者にどのような雑草対策を行っているのかを確認することをおすすめします。
設備周辺はもちろん、分譲地を囲うフェンスについても、きっちり対策を施している業者を選ぶとよいでしょう。
新たに設置する太陽光発電所では、最初に雑草対策を考慮しているところが多いです。
しかし既に太陽光発電所を運用している場所で雑草が生えている場合、効果的な対策を取る必要があります。
メーカーの取り扱いが1メーカーのみの業者で契約するリスクは、「本当はもっと条件に合うメーカーがあるにも関わらず、ご自宅の条件に適していない太陽光パネルを設置してしまう事」です。
運よくその太陽光パネルがあなたのご自宅に最適のものだったらいいのですが、そんなことは滅多にありません。
手間ではありますが、複数メーカーの比較検討は確実に行いましょう。
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