過失割合は事故態様に基づいて算定されるわけですが、事故態様について争いになることは少なくありません。そのような場合には、客観的な証拠を収集し、または保全することが重要です。弁護士に依頼をすれば、弁護士が証拠収集等を行い、事故態様について適切な主張をすることができます。
もしも交通事故にあったら、交通事故に強い弁護士に相談しましょう
交通事故に遭った場合、さまざまなことで頭を悩ませてしまうでしょう。
そこで、交通事故に強い弁護士に相談することで負担は軽減されます。
今回は交通事故の時に弁護士に依頼するメリットなどを集めました。
医師が記入した診断書だけでは、後遺障害等級の要件が適切に表れず、適正な後遺障害等級が認定されないおそれがあります。弁護士は、これまでのケースから、認定されるためにはどのような書類を添付すればよいか熟知しています。
保険会社の基準によって算定された損害額に限定されず、被害者が被った損害額につき適切な主張をすることが重要です。弁護士に依頼すれば、損害額の算定も任せることができます。
弁護士が保険会社との交渉で基準とするのは、過去の裁判で認められた判例を参考とした弁護士基準。非常に説得力の高いものですし、場合によっては任意保険基準よりも数倍の慰謝料を請求できることもあるのです。
交通事故問題や慰謝料に不安・疑問があるときは、まず弁護士に相談してみましょう。依頼する・しないに関わらず相談を受け付けてくれますし、専門家のアドバイスは非常に心強いものです。
保険会社が提示する慰謝料は各保険会社が独自に設定した任意保険基準を基にしているから。適切な金額の慰謝料を請求したいと思うなら、やはり法律のプロである弁護士に依頼するのが得策です。
徐々に減ってはいるものの、東京では毎年4万人近くの人が交通事故に巻き込まれています。その際、加害者側の保険会社から慰謝料が提示されますが、その金額はあなたの怪我や後遺症の治療・ケアに見合っていないものかもしれません。
交通事故の事案は後遺障害の認定等に高い専門性が要求されます。そのため他の分野に強くても交通事故案件の取り扱い実績が少ない事務所だと、被害者の望むような結果が得られない可能性があるのです。一方交通事故の事案に積極的に取り組んでいる事務所はそれだけ、ノウハウも豊富に持っていると考えられます。ですから交通事故案件の解決実績数が多いことを確認しましょう。
弁護士の中にはそうした依頼人の話をおざなりにし、知識をひけらかすかのように自分ばかりしゃべる人もいます。しかし、特に交通事故の事案では、依頼人が理不尽な被害により心身共に疲弊しているケースが多く、弁護士との信頼関係も重要です。
交通事故被害者のためのポータルサイトや弁護士比較サイトが存在するので、そうしたサイトを利用して探すのがおすすめです。こうしたサイトでは地域や相談内容等カテゴリー別に弁護士を検索でき、効率よく探すことができるのです。さらに弁護士への依頼方法の手順や交通事故被害者が心がけるべき点が載っている場合もあり、非常に有用です。
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