老後資金はいくらあれば安心?効果的に貯蓄する方法

老後資金はいくらあれば豊かに暮らせるのか心配ですよね?じつは老後資金に必要なのは3000万円とも7000万円ともいわれているんです。今回は、なぜそれほどの額が必要になるのか、老後資金を貯蓄するための効果的な方法をご紹介します。

FC2USER752147NHW さん

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一般的には3000万円あれば安心といわれる

60歳以降に見込める収入額は合計で7720万円です。

60歳以降必要となる支出の合計は1億円ということになります。

ここまでのことから、1億円-7720万円=2280万円が不足しているという計算になります。

しかし実際の貯蓄額の目標としては、少し上乗せして最低でも3000万円はみておきたいところです。

60歳からの支出合計が1億円というのは驚きです。
ただ収入も7000万円以上見込めるため、概ね3000万円必要という計算になります。

3000万円では足りない!?

世帯主が60歳以上で2人以上の無職世帯の家計収支を見てみると、どの年代でも毎月赤字になっています。多くの人が60歳までに貯めた資産をどんどん取り崩して生活しているわけで、さらに高齢化が進む日本では、7,000万円の老後資金がないと、平均寿命まで資産が保たないともいわれています。

夫が退職した時点では退職金も含めて貯蓄が3000万円に達するとしても、65歳の年金受給開始までの5年間に少なくとも516万円×5=2580万円を貯蓄から取り崩すことになるので、65歳時点の貯蓄額は多くても約420万円。65歳以降の貯蓄からの補填額は年約96万円ですので、この420万円は4年余りで底をつく計算です。

年金はどんどん受給開始年齢が引きあがっているため、60歳から年金をもらえる計算でいると全く足りないということが起きえます。

老後までに7000万円をためるなら資産運用を使用

老後資金を公的年金だけに頼るのではなく、個人がそれぞれ自分で資産運用をして、自分の老後資金を蓄えなくてはなりません。

60代から資産運用をするメリットは、なんといっても年金にプラスの収入が得られるという点です。年金だけでは赤字になる可能性が高く、豊かな老後の生活を送るためには、貯蓄プラス運用でお金の余裕を目指しましょう。

老後を過ごせる十分な資産を作るためには資産運用がオススメです。

オススメの資産運用

資産運用と一口に言ってもその中身はさまざま。
どういった運用方法があるかを知り自分に合ったものを選びましょう。

■不動産投資

不動産投資とは、利益を得ることを目的として不動産に投資することです。具体的には、アパートやマンションなどを購入して家賃収入を得たり、購入した物件の価値が上がったときに売却し、その差額で利益(売却益)を得ることを言います。

比較的低リスクで長期的に安定した収入を得られ、節税効果も期待できるため、近年はサラリーマンや公務員として働きながら不動産投資を始める方も増えています。

大家になったり、不動産を売買したりすることで利益を得る投資方法です。値動きが激しい株式投資などに比べれば低リスクです。

株式投資とは、利益を得るために企業が発行する株を売買することです。
株というと、難しい・怖い等のイメージをもたれがちです。初心者にとって業績が良くなる会社の株を見極めるのは容易ではありません。しかし、正しい知識を身につけ、きちんと情報収集を行うことで初心者でもしっかり運用することができます。

株式投資の収益の仕組みは単純で、買った時より売った時の株価の方が高ければ、上がった額分だけ収益になります。

例えば1,000円の株を100株購入したとして、株価が5円上がれば5円×100株で500円の収益になります。

投資する金額の大きさに比例して、収益、損失も大きくなります。

企業が発行する株式を売買して利益を得る投資です。
配当金や優待券がもらえるなどのメリットもあります。

■貯蓄型保険

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