住宅用の太陽光発電システムは、太陽の光エネルギーを受けて太陽電池が発電した直流電力を、パワーコンディショナにより電力会社と同じ交流電力に変換し、家庭内のさまざまな家電製品に電気を供給します。
太陽光発電投資について知ろう
固定価格買取制度や各種補助金制度で注目を集める太陽光発電投資。
今回は、そんな太陽光発電投資を始めるにあたって押さえておきたい知識を紹介。
必要なものや税金関係のお話などを取り上げます。
「太陽光発電システム」では、シリコン半導体に光が当たると電気が発生する現象を利用し、太陽の「光エネルギー」を直接「電気エネルギー」に変換して活用します。
太陽電池モジュールの発電によって生まれる直流電力は、パワーコンディショナによって、一般に利用できる交流電力に変換されます。
ソーラーパネルは、太陽電池をたくさんつなげたもの。
いちばん小さな単位を「セル」、そのセルを板状につなげたものを「モジュール」、とか「パネル」とよびます。
最近ではソーラーパネルを、一般家庭の屋根に設置することが増えてきました。
また、効率良く大きな電力を生み出すために、休閑地など広い土地にたくさんのソーラーパネルを設置して大きな電力を生み出す、「メガソーラー」と呼ばれる太陽光発電施設も増えています。
太陽光発電は、年間のうちおおよそ13%の利用(発電)を見込むことができます。
つまり、約1MW(1,000kW)のソーラーパネルで発電される年間の発電量は
(約1,000kW×24時間×365日)×13%=約1,138,800kWh
一般家庭が年間に消費する電力量は平均で約3,600kWhですから、約1MWのメガソーラー発電所が作る一年間分の電力量で、およそ316世帯分の年間使用電力量をまかなうことができます。
太陽光を電気に変換するために、まずは「パワーコンディショナ」という装置が必要です。その他にも電気を売買する量を計算する電力計や、日常使用する電気製品へ電気を分配する分電盤、屋外の配線をまとめるための接続ユニットなどが必要になります。
環境省資料「太陽光発電(非住宅系)の導入ポテンシャル」によりますと、1kWあたり15m2程度の土地が必要とあります。1m2あたり0.0667kW設置できる計算になります。
野立ての太陽光発電設備は、周りを柵やフェンスで囲む必要があります。
柵からパネルまでは1m以上離れているのが望ましく、土地の外周(m)×1m2以上必要となるでしょう。
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