ベランダやバルコニーなど、床面の傾斜が緩く水の溜まりやすい場所は、屋根や壁面とは違う特殊な防水加工が必要です。
防水作業を怠ると壁面や屋根と同様、漏水の原因となります。定期的なメンテナンスで漏水などのトラブルを未然に防ぎましょう。
防水材の中でも最近注目を集めているのが、「FRP防水」です。FRPとは、「ガラス繊維強化プラスチック」のことで、現場で硬化するプラスチック系樹脂と組み合わせた塗膜防水です。ガラス繊維が用いられることから、軽量でかつ強靭な耐久性を兼ね備えた防水層になります。
短い期間で低いコストで行えるシート防水も1つの選択肢になります。かつてはゴムシートが主流でしたが、現在は塩ビシートによるものへと変わってきているので、ここでは塩ビシートについて見ていきます。こちらは紫外線や熱などに対して強く、優れた耐候性を持っています。
丁寧な仕事をする業者であれば、どこに、どのような処理をして、どんな塗料を使うのか、きちんと説明して、施工計画書を作成してくれます。
丁寧な施工をする会社であれば、作業前と作業後の違いを写真撮影して、お客様に「どんな風に良くなるのか」という実績を見せられるはずです。
雨漏り補修工事ほど難しい工事はありません。
単純に雨漏り発生箇所を見て補修する業者には、私どもはその対応に疑問を感じます。
各要因の複雑な相互作用により、雨漏りが発生することがあるからです。
私どもは雨漏りに長年携わり、培った技術と経験を元に建物構造や環境を考慮し、雨漏り診断士による「ヒアリング調査」「目視調査」「赤外線サーモグラフィ調査」「散水調査」を行います。
塗料なので密着性が高く、複雑な形状の場所にも施工できます。
特に屋上の防水工事に用いられることが多く、広い面積に対しても継ぎ目のない防水層を形成できます。
アスファルトを溶かす臭いや、重さによる建物の負荷が問題視されており、トーチバーナーであぶって接着するトーチ工法や、自着する改質アスファルトシートを使う冷工法などが多くなってきています。
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