投資で老後資金は増やせる?元本保証ってあるの?

老後資金の悩みは多くの人が抱えているのではないでしょうか?老後資金を確保するためにオススメしたいのが投資です。ただ、「危ないんじゃないの?」「元本保証ってないの?」と気になる方もいると思います。今回は投資のリスクについて解説します。

FC2USER092489IYN さん

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投資に元本保証はない

実は投資において元本や利回りを保証し投資を促すこと自体、「出資法」の中で禁止されています。元本を保証して資金集めができるのは、銀行・郵便局・信用金庫・信用組合などの金融機関のみ。つまり安全性を求め元本保証を追った結果、トラブルに巻き込まれる例も少なくありません。

そもそも元本保証を約束して出資を取り付けること自体が、実は違法です。

これは、「出資法」という法律により規定されているもので、これによると、銀行などの一部金融機関を除いて、「元本の返還が約されている」ものを禁止しています。

投資商品は基本的に元本保証がありません。
元本保証をうたうことは法律で禁止されています。

リスクが低い投資

ただ、元本保証とは言わないまでも、リスクが非常に低い投資商品も存在します。
まずはそういった投資商品を見ていきましょう。

個人向け国債は、個人の方に購入しやすいよう工夫された国債です。主な特徴は、変動10年、固定5年、固定3年の3タイプから選べ、1万円から購入でき、一定期間が経過すれば請求に応じ国が買い取る中途換金制度がある点です。

(注)平成19年7月から特定贈与信託の受託者である信託銀行及び信託業務を営む金融機関も保有できるようになりました。

まず、国債投資の大きなメリットとしては「安全な投資先」であるということです。元本の保証は日本国政府が行っており、銀行や証券会社が国債を買った場合、仮にその金融機関が破たんしたとしても債券は100%保護されているので安心です。

国債は国が発行する債券です。
国が破綻しない限り元本割れすることはないので、ローリスクな投資先と言えます。

社債とは、企業が必要となる資金を調達するために発行する「債券」です。株式の発行や金融機関の借り入れといった資金調達以外の方法として、よく用いられています。

企業の、株式以外での資金調達方法に社債発行があります。
社債は、一定期間後に利子を付けて返済しなければならない
借用証券(他人資本)であるのに対し、
株式は返済の義務のない出資証券(自己資本)
という違いがあります。

国債が国が発行する債券であるのに対し、社債は会社が発行する債券です。
会社が倒産した場合も企業側には返済義務が残るので、こちらも安全な投資先と言えます。

■バランスファンド

この投資信託に含まれる株や債券など資産の割合「資産配分(アセットアロケーション)」がバランスよく取れているのが特徴です。

バランス型ファンドは、1本の投資信託を買うだけで「4資産」「8資産」など複数の資産に分散投資ができる商品です。

1本で分散投資が完結するため、手軽で便利に活用できる投資信託として、投信ブロガーの方にも好まれています。

投資信託の中でも、複数の債券などに投資しているものをバランスファンド、バランス型投資信託と言います。
安定しやすくリスクの低い投資商品です。

リスクが低い投資は利回りも低い

リスクが高いものはリターンも大きい、だから「ハイリスク・ハイリターン」、リスクが低いものはリターンも小さい、だから「ローリスク・ローリターン」。この真ん中あたりなら、「ミドルリスク・ミドルリターン」です。

一般的にリスクが高ければリターンも大きく、リスクが低ければリターンも小さいです。
ローリスクローリターンの投資商品は、安全性は高いもののいつまでたっても資産を増やすことはできないでしょう。

リスクを避けるのではなくリスクをコントロールすることが大事

投資にリスクはつきものです。

ですが、リスクがあるならしてはいけないかというと、全くそんなことはありません。

リスクを上手くマネジメント(コントロール)していくことが重要なのです。

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