妊娠線はお腹の赤ちゃんの成長に合わせて、お腹が膨らんだり脂肪がつく過程で発生します。急速な皮膚の伸びに皮下組織が耐え切れずに、亀裂が入ってしまうことが原因です。
妊娠線予防クリームで肌を保湿ケアしたり、サポート下着を着用することで妊娠線を予防することができます。
妊娠線予防クリームの選び方で知っておきたいこと
妊娠線は一度出来てしまうと消せないと言われています。
そのため、出来てしまってからのケアではなく、出来る前にケアをすることが大事です。
今回は妊娠線予防クリームの選び方についてまとめてみました。
妊娠中は肝機能が低下しやすい傾向にあります。これが影響し、脂肪の消化に必要な「胆汁」が体内に溜め込まれ、皮膚組織に影響を及ぼします。外的刺激への反応が敏感になり、皮膚に触れる衣服の素材、下着の締め付けにも刺激を覚えかゆみが生じます。
また、肝機能が低下することで、妊娠線痒疹という妊婦さん特有のかゆみや湿疹が出てくる病気が発症することもあります。
妊娠線はかゆいからと、思いのままに掻き毟ってはいけません。妊娠中は肌状態がデリケートになっているので色素沈着が起こりやすく、妊娠線がより目立ってしまいます。
かゆみを我慢するもの精神的につらく、眠っている時などは無意識に掻き毟ってしまうことがあります。妊娠線がかゆいと思ったら、早めに対策をして肌を守ってあげることが大切です。
このように、妊娠線は見た目の悪さだけではなく、かゆみなどの影響も出ます。
妊娠中はストレスを溜めることで、赤ちゃんに悪影響が出てしまうため、ストレスを溜めないためにも妊娠線予防ケアは怠らないようにしましょう。
妊娠線予防クリームを選ぶ時、何に重点を置きますか?
効果に重点を置くのは当然ですが、費用が高いものだと継続出来ません。
そのため、いくつかポイントを紹介するのでそれに合わせてみてはいかがでしょう。
出産まで使い続けるものだから、コスパの良さも見逃せない!
妊娠線予防クリームは、妊娠初期から出産まで使って効果が得られるものです。効果を上げるためにも、コスパの良さは見逃せませんね。
専用クリームはやや高価だけど、大容量タイプや定期購入割引などを活用すれば、1日あたりのコストは意外と手頃な製品も。量はケチると効果が落ちるので、全身にたっぷり使えるボトルタイプがおすすめです★
実は、化粧品の香料には肌への刺激がある成分が多いことをご存知ですか?エステルなどの合成香料をはじめ、天然香料で代表的な精油も、もともと肌への刺激は強いものです。
妊娠中は、避けた方が良い精油もありますし、つわり中は匂いがダメになるママも少なくないもの。赤ちゃんへの影響も考えて、クリームは無香料を選ぶのが安心です。
妊娠線対策を行ううえで、まずおすすめしたいのが専用のクリームを使うこと。妊娠線専用クリームには、一般的な保湿成分だけじゃなく、肌のハリや柔軟性を高める、妊娠線を予防するための美容成分が配合されています。
使い心地や、肌への優しさなども徹底してプレママ用に作られているから、毎日快適に安心してケアを続けられます。
妊娠線のケアをいつからすればいいのでしょうか。
お腹が大きくなってから始めるのではなく、大きくなる前から始めましょう。
しかし、妊娠初期の頃は体調が安定しなかったり、つわりがある人もいます。
妊娠5ヶ月に入ると安定期になります。
つわりも治まり、体調も良くなってきたら妊娠線ケアとマッサージを始めましょう!
1日2〜3回のケアがオススメです。
塗るタイミングは、夜は入浴後、朝は着替える時。
入浴後は体が温まっており血行が良くなっています。
水分が行き届き、肌も柔らかくなっているので、クリームが浸透しやすいのです!
乾燥が気になる秋冬は塗る回数を増やしてマッサージをしましょう。
また、乾燥していないな、と感じるときでも肌の奥は乾燥しています。
体調がすぐれない日以外はなるべく毎日ケアを続けましょう。
妊娠線ケアというと大きくなるお腹だけをケアしがちですが、妊娠線クリームを塗る場所はお腹以外にもあります。
妊娠中は胸も大きく成長していきます。
産後に垂れ下がらないよう、バストもマッサージをしましょう。
また、お腹と同じくらい妊娠線ができやすいのが太もも。
太ももやお尻もクリームを使用してマッサージをしていきましょう。
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