確かに最高級ジュエリーはプラチナダイヤ、カードの最高ランクはプラチナカードというのが定番です。
遂に、金がプラチナを超えた!?今のうちにプラチナ投資は行っておくべき?
近年では、プラチナト金の価値が逆転していることに気づいていますか?
2015年を境に、プラチナの価格が徐々に減価しているんです。
その背景には、世界景気が大きく関係しているんだとか・・・。
しかし、そんな状況の中でも日本ではいまだにプラチナの価値が高く評価されています。
今、資産として所持するべきものはプラチナと金、どちらなんでしょうか?
Qualion63 さん
プラチナの魅力の理由はなんといってもそのノーブルな輝き。
「永遠の輝き」というキャッチコピーもありましたね。
変色しにくく、日常使いには向いている金属です。
プラチナは金や銀に比べて産出量がとても少なく、鉱石1トンに対し3グラムほどしか採れないので希少価値が高いのです。
また、アクセサリーに使われているプラチナは磨かれて、カットされているため小さなアクセサリーでも高額で買取ができます。
背景には、プラチナ需要が大きい中国の景気減速やプラチナの8割を産出している南アフリカが通貨安になったにもかかわらず採掘制限をしていないこと、フォルクスワーゲンの排ガス問題などもあって触媒材料としてパラジウムよりも高いプラチナが買いにくくなったことなど、いろいろな要因があるようです。
世界景気全体が、中国をはじめとする新興国経済の成長鈍化により減速感を強め、これまで旺盛だった資源に対する需要が大きく落ち込むことにより、資源価格の下落はもとより、自動車や電機・機械製品の生産活動にもブレーキがかかることになった。
プラチナの4大消費国は中国・日本・インド・アメリカ。
それ以外の国では、プラチナ=工業用の金属という認識が強いと思われます。
ヨーロッパでは、プラチナ製のジュエリーは、世界的有名ブランドなどごく一部のハイジュエリーに限られていて、街中のジュエリーショップなどでは、なかなかお目にかからないそうです。
日本人からすると、プラチナというと婚約・結婚指輪などのジュエリー製品を連想しませんか?
確かに、宝飾品としての需要も全体の30%あるのですが、実はこれほとんどが中国で、次に日本、宝飾品需要はこの2カ国でほぼ独占されている状況です。
金が安定しているといわれる一番の理由は「現物資産であり信用リスクが0」だからです。
他にも「国債」「有価証券」「外貨預金」など資産運用する方法はありますが、会社が破たんしたり国の財政が破たんすれば全て価値は0円になってしまいます。
その点金は物として形があり、そして世界中で変わらず価値が認められている分、0円になるリスクがありません。
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