車の運転では、目的地と距離を決めてからハンドルを握るはずです。投資においても、「何のために運用するのか」という目的をイメージしましょう。
自分が何年後にいくらまで増やしたいのか、どういう生活をしたいのか、ゴールを決めましょう。そうすることで、リスクの取り方や、何に投資するべきかが決まってくるからです。
初心者が投資信託をするためには?目標はしっかり決めておこう!
資産運用で投資信託をしている人もいるのではないでしょうか。
しかし、初心者は何から手をつければいいか分からない人も珍しくありません。
そこで、今回は初心者が投資信託をする際のポイントなどをまとめてみました。
投資信託と言っても、商品はたくさんあります。
適当に手を出してしまうと損をする可能性が高くなります。
初心者が投資信託でやるべきこと、それは目的を決めることから始めましょう。
重要なのは、短期の急落に負けないように、時間を味方につけて長期でコツコツと投資を続けること。平均寿命が伸び、老後の生活コストもアップします。若い人は、長生きに備えて、積み立てをして資産を増やしていく必要があります。
投資において「大きく損をしないこと」は非常に大切です。リスクの取りすぎを避け、様々な資産に分散すること。なかでも、株価の急落時に上昇し、保険代わりとなる「金」などにも分散すると、急落時に「シートベルト」の役割を果たしてくれます。
証券会社などの窓口で、あなたの「投資目的、運用目標、資産配分」を伝え、それに近い具体的な商品を紹介してもらいましょう。
株式とは異なり、すべての投資信託をすべての証券会社が扱っているというわけではありません。証券会社Aで扱っている投資信託と、証券会社Bで扱っている投資信託とは違う、ということです。
最初から「100万円の利益が出たら売却したい」と決めていれば、たとえば300万円から400万円に上がった時点で気持ち良く売却ができます。
しかしながら運用目標が未設定の状態だと、300万円から400万円まで値上がりした時点で、「この先、500万円まで値上がりするのでは」などと過度な期待が湧いてきてしまい、その結果、逆に300万円まで逆戻りして売却タイミングを逸する、などということも起こりえます。
「すべての卵を一つのカゴに盛るな」という投資格言があります。カゴを落とすとすべての卵が一度に割れてしまうことから、投資をする際には資産を分散させるべし、という教訓を語っています。いわゆるリスク分散ということです。
金融機関にとって「おすすめ」とは、高い手数料が取れる商品、本部から販売促進を迫られている商品、単に担当者がよいと信じている商品である可能性がゼロではありません。その商品があなたに合うとは必ずしも限らないのです。おすすめの商品を教えてほしいと伝えたら、ライフプランや投資方針、目的などを確認してくれる担当者であれば、あなたの状況にあわせた商品を提案してくれるかもしれません。
株式に投資をする場合が多く、過去からIT関連、バイオ関連、オリンピック関連、水関連など、さまざまなテーマが設定されています。
これらは、人気が過熱している間は価格が上昇していますが、ピークを過ぎると下落が早いのが特徴です。上級者の場合は、これはというテーマ型ファンドに投資して、半年や1年など短期間に利益をだすこともありますが、初心者は避けておいた方が無難だといえるのかもしれません。
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