「今のお悩みや将来の不安は何ですか」と質問しています。
一番多い回答は「空室」で、60%を超えています。
以下、多い順に「家賃の下落」「物件の老朽化」「大規模修繕」「リフォーム」と続きます。
「空室」と「家賃の下落」は、予定している家賃収入が入らないという不安につながっています。
近年急増中!家賃を滞納し続ける悪質な入居者の実態を調査
アパートやマンションなどを経営する大家さんは、様々な悩みを抱えています。中でも特に大きな悩みとなるのが、家賃についてのトラブルです。最近では、家賃滞納者が増えてきて、大家さんは大変な思いをするようになっているようです。家賃収入に興味がある人は、滞納されると困ることや、家賃を支払わない人について前もって知っておくようにしましょう。
Gredder26 さん
大家さんは毎月家賃収入が手に入るから、安定した収入を獲得できるといったイメージがあります。そのため、最近ではアパートやマンションなどの賃貸経営を始める人が増えています。ですが、実際は大家さんは大変なことが多いようです。
日本はすでに人口減少期を迎えています。
ワンルームなど単身者向けの賃貸需要は今も伸び続けていますが、それも近い将来頭打ちになり、東京都心部でさえ2030年前後からは減少していくと予測されています。
アパートを購入したからといって、必ず入居者が集まるというわけではありません。空き室のままだと、家賃が手に入らないので安定した収入を獲得することはできないのです。また、家賃収入が少ないという以外にも様々な悩みがあります。
賃貸経営で経験した悩みで最も多かったのは、49.0%の「入居者による家賃の滞納」だった。それ以外にも「入居者による室内の汚損」「入居者のごみ出しマナーのトラブル」などが上位に並んでおり、空室率よりも入居者トラブルに悩まされた経験が多いことが分かった。
日本賃貸住宅管理協会が賃貸住宅管理会社を対象とした「賃貸住宅市場景況感調査」(2017年4月~9月)によると、全国の月初全体の滞納率の平均は、8.2%で前年同時期と比べて1.3ポイント上昇している。特に首都圏と関西圏を除いたその他のエリアでは、9.2%と前年同時期から2.5ポイント増と大きく上昇した。
その他にも、冠婚葬祭による出費が重なったり、思っていたよりもクレジットカードの支払いが多かったりといった理由で、悪意はないのに家賃が払えなかったといった話を聞くことがある。
生活費が足りなくなったらキャッシングも容易だし、若い人の場合は転職を安易に考えて失業状態に至ることもしばしば。
加えて家賃は携帯電話やガス・電気などのように払わなければ使えなくなるわけではなく、取り立ても厳しくはない。そのため、支払いが後回しにされがちで、気づくと借金まみれのうえに、滞納が3カ月以上にも及ぶなど、払えなくなってしまうのである。
ちょっとしたミスから、急な出費のせいで支払いを忘れたという人が多いです。しかし、中には故意に家賃を滞納する悪質な入居者が増えてきています。仕事を転々として家賃を用意できないという、安易な考えで身の丈に合わない物件を借りるようになったことも関係しています。
初めから滞納してやろうと思って滞納する悪い入居者もいるでしょうが、普通の人はそんなことありません。
家賃の振込みが数日遅れても大家から督促されたり文句を言われたりということがなければ、最初は「やばい、月末に間に合わなかった!」と思っていても、その内「まあ、いいや。来週振り込めばいいでしょ。」となってくるわけです。
出典 滞納の理由
滞納をしている入居者は自分が滞納していることはわかっています。
それなのに、大家さんからは10日経っても20日経っても督促の電話が来ない…。となったら「なんだ、そんなもんでいいのかw」となってどんどんルーズになります。
滞納グセになるのもこのパターンが多いですね。
家賃を支払うことができなかった人は、最初は焦るみたいですね。ですが、滞納してもすぐに連絡がこなければ、すぐに支払わなくても大丈夫と思いこむようになるので、罪悪感が薄れてしまうのでしょう。大家さんは滞納していることが分かれば、すぐに滞納者に連絡するようにして、癖にならないように気をつけてください。
まず!家賃滞納者の共通点。
・男性が多い
・タバコを吸っている
・家賃を払うお金を持っている
・部屋の中はゴミ屋敷
・督促電話をしても電話に出ない
・督促状を出しても無視
・話しができても「払う」と言い、結局家賃を払わない。
です。
また、外見はある程度人の性格を反映しています。相手に威圧感を与える格好である場合には、家賃滞納をしやすい人物ではないかと疑われます。あまりにボロボロの格好である場合には、収入面での不安や、怠慢による家賃滞納の危険性を感じさせます。
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