ワキガの原因は、アポクリン腺と呼ばれる汗腺の一種から分泌される汗が関係していると言われています。アポクリン腺から出される汗を細菌が分解し、その結果、あの臭いが発せられるというわけです。このアポクリン腺が多いとワキガになりやすいと言われています。
どうして臭う?気になるワキガの原因と対策方法まとめ
「もしかして私はワキガかな?」と思ったら、ワキガの原因と特徴をチェックしてみましょう。ワキガになりやすい人の特徴と、ワキガにならないための予防法もお伝えしていきます。何となく脇が臭うと思ったら確認してみてください。
アポクリン腺は、日本語で「大汗腺」と呼ばれるように、形態的に非常にはっきりとしています。ちょうど「イクラの卵」を想像すればよくわかるでしょう。ワキガ体質の強い人は、皮下に「イクラ丼」のように一層に密集しているのです。
アポクリン腺の方は、人間の場合、体のごく限られた部分にだけあります。そのほとんどは腋の下にあります。残りはごく少量ですが、乳輪、へその周囲、外耳道、外陰部、肛門周囲などに存在することもあります。エクリン腺は体温調節のために必要なものですから、すべての人のほぼ全身に存在しますが、アポクリン腺の数は腋の下に限っても、人種によって、また同じ人種でも個人によってその量に大変差があります。
ワキガと遺伝の関係については研究が進むんでおり、両親ともにワキガである場合、その間に生まれる子供はおよそ8割の確率でワキガとなることがわかっています。
「耳垢がパサパサ」で「遺伝関係」もないのですからまず、ワキガ体質ではないと思います。(実際には、このような条件が無くともわきがの人はごく少数いるのですが。)
20歳を過ぎてから急に「ワキガ体質」になるということもありません。 ワキガ体質は、遺伝的に決まっているからです。
30代になると、特にそれまで不規則でストレスの多い生活を送っていた人は、皮脂腺の脂肪や血中コレステロールが増えて、体臭成分を発生させる原因になります。
男性には男性ホルモン「テストステロン」、女性には女性ホルモン「エストロゲン・プロゲステロン」がそれぞれ分泌されていますが、この性ホルモンはワキガの臭いや臭いの強さに影響すると言われています。
「ワキガである」または「ワキガかもしれない」と思っている人の4割が肉料理やスパイシーな味付け、濃い味付け、脂ものを好むことがわかっています。
つまり、ワキガの臭いを強くさせる食生活があるということなんです。
アポクリン腺を刺激する食べ物を摂りすぎると、ワキガのにおいを強くしてしまう可能性があります。 〈注意したい食べ物〉 ・動物性の脂質の多いもの…肉・脂っこいもの・バターやチーズなどの乳製品・卵・ジャンクフードなど ・香辛料を使うもの…エスニック料理・辛いものなど
出典 twitter
ワキガ(腋臭)の方の多くは、耳垢が湿っていると言われています。カサカサした耳垢とは違い、見た目はとけた飴のようにベタベタしていて、黄色や茶色っぽい色をしているそうです
着ている服のワキの下に色のあるシミが付くことも、ワキガ(腋臭)の人の特徴として挙げられると言われています。シミの見た目は、日本人の場合は黄色や茶色が多いとされています。
片方の親がワキガの場合、その子どもにワキガが遺伝する確率は50%、両親がワキガの場合には80%もの確率でワキガになります。なぜそんなにも高確率で遺伝するのかというと、ワキガは「優性遺伝」するからです。
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