「この世には二種類のAV女優がいる。本物の痴女か、そうでないかだ…。」「本物の痴女を探せ、Yahoo!知恵袋は信用するな…」依頼人は俺のデスクに使い古しのアネロスを置き「ずっと愛用していたものだ。キミに...
痴女の殿堂。M男心を鷲掴みにする痴女ウマAV女優を探せ!〜M男探偵1
「この世には二種類のAV女優がいる。本物の痴女か、そうでないかだ…。」「本物の痴女を探せ、Yahoo!知恵袋は信用するな…」依頼人は俺のデスクに使い古しのアネロスを置き「ずっと愛用していたものだ。キミに使って欲しい」と言い残し事務所を去った。それから俺の痴女探しの旅がはじまった…。※ゆっくりまとめていくので、M男諸君も気長に見守ってほしい…。
痴女同盟 さん
「痴女のフェラチオテクニックをつぶさに調べてくれ…」」依頼人は俺のデスクに色あせたギャグボールを置き「アスクルから明日新しいのが届く。私のうめきを存分に吸い込んだコイツには私の思いが詰まっている...
「痴女フェラとか痴女パイズリとか、なんでも頭に痴女をつければいいってもんじゃない。もっと細やかなテクニックの分類が必要だ」依頼人は俺のデスクに使い古しのアナルパールを置き「私にはもう細すぎる。...
「本物の痴女?」俺は聞き返した。
「ああ、本物の。私は中出しが疑似なのはいっこうに気にしないし、豊胸した巨乳は化粧の一種だと許容する男だ。だが、痴女だけは本物でないと許せんタチでね」
探偵のところに来る人間はたいてい緊張し警戒しているものだ。しかし依頼人は穏やかに笑みを浮かべ、むしろ好奇と期待に興奮しているように見えた。まるでセンズリ鑑賞する熟女のようだ。
はじめ「痴女の殿堂をつくりたい」と俺の事務所を訪ねてきたときは、ずいぶんイカれた奴が来たものだと思ったが、アフィリエイトで巨万の富を築いたというその依頼人は本気だった。
「この世には二種類のAV女優がいる。本物の痴女か、そうでないかだ。AV女優の春は短い。次々と新しい花が咲く。まして企画女優が多い痴女の花は咲いていることを誇らない。咲き誇るS級単体の陰に埋もれてしまうものだ。私はそんな花を愛でる『痴女の殿堂』をつくりたいのだ。キミはWikipediaやDMM、そしてもちろんエロ動画サイトに半生を賭けてきた愚か者だと聞いた。そんな愚か者こそ、我が花を剪定する庭師にふさわしい…」
痴女性っていうのは女性なら誰しもがもっているものだとも思うんです。本来はSとかMとか関係なく誰でも痴女にはなれる
出典 鼎談・痴女論
AV業界のメジャーとインディーズ双方を代表する痴女系AV監督、大熊金太郎監督(『私は痴女』シリーズ)、K*WEST監督(『宅配痴女』「『チンポコ・マグニチュード』シリーズ等)の対談
「ちょっと待ってくれ、本物の痴女だって? 痴女はAVが生み出したファンタジーというのが俺の信条だ。痴女なんてものはこの世に実在しないと思ってる。そんな俺にふさわしい仕事とは思えないがな」
「いや…」依頼人は、わかってるだろうとでも言うように片手をあげ俺を制した。
「キミは知ってるはずだ。痴女は実在する」
「電車の中でいきなり男の股間をまさぐる逆痴漢か?」
「Yahoo!知恵袋を信用するな。都市伝説の類いじゃない」
「DANDYのAVを見過ぎじゃ無いのか、アンタ」
「いや、痴女はいるのだ、すべての…」
依頼人はまるで寸止めするように間を置いた。
「すべての女性の心の中に」
俺は笑った。
「だったら、そこらへんを歩いてる女を勝手に痴女認定して連れてくればミッション完了ってことか。楽な仕事だ。請けるよ」
「私は『殿堂』をつくりたいと言っただろう? 痴女性はすべての女性の中に潜んでいるが、それを表現できる者は少ない。そしてその表現に魅力がなければならん。ファッションに似ているのだ。女性はみなオシャレをしたい。しかし、みながお洒落なわけではない。私が求めているのはファッションリーダーとなれる女性だ。痴女リーダーだ。女性が彼女のようになりたいと憧れるような。世界に痴女のすばらしさを伝導できるAV女優、それが私が求める本物の痴女なのだ」
「アンタに必要なのは探偵じゃなくて精神科医みたいだな」
「さっきからキミはずいぶん悪態をついているが、攻撃的にみえてその実ドMだってことはわかってる」
「アンタに俺の何がわかる」
依頼人はペニバンを付けた女王様のように俺を見下した笑みを見せた。
「いや、キミは救いようのないM男だ。この一週間、キミのPCをハッキングしてどんなワードで検索しているか調べあげた。キミは『逆視姦』にずいぶんこだわっているようじゃないか」
俺は思わずデスクの自作PCを見た。こいつのキーボードに叩きこんだ無数のエロワードをこのいけすかない依頼人に知られたと思うと、思わず頭に血が昇っ…たわけではなく、むしろ股間に血が集まるのを感じた。
(こいつ、羞恥プレイをしかけてやがる…)
「逆視姦にこだわるというのは、キミが本物のM男でありオナニストである証拠だ。おそらくセンズリ鑑賞されたら射精は自分の手でしなければ気が済まないタイプだろう。男のセンズリを見て女が射精を手伝うAVは豚に喰われろと思っているだろう? ただし、主観アングルのオナサポは除くがね」
確かにその通りだった。センズリ鑑賞こそ、AVという虚構とオナニーする俺のリアルをつなぐ至高のジャンル。そして俺が好むのは女がオナニーする男を罵倒し嘲笑するM男向けばかりだ…。しかし…。
「ちょっと待ってくれ。一つ聞きたい。アンタが言う本物の痴女だが…目安を教えて欲しい。豊丸はどっちだ?」
1980年代後半の伝説の淫乱女優、豊丸へのジャッジでこの依頼人の求めるものがわかるはずだ。依頼人は即答した。
「本物ではない。彼女は完璧なプロフェッショナルだが、私が求める痴女ではない」
「淫乱の代名詞だったぞ」
「淫乱と痴女性はまったく別物だ」
「…じゃあ、小早川怜子はどうだ?」
「違う。彼女も素晴らしいプロだがね」
「あれだけの女優はなかなかいないぞ」
「彼女は男を不安にさせない。男性上位の価値観を逸脱しないのだ。男は反射的に興奮するが、女性はここまでやらねば男は興奮しないのかと誤解する。いわゆるAVの見過ぎと言われる男性を生み出すタイプの女優だな。性の冒険者ではない」
「ならば、立花里子はどっちだ?」
痴女と言えば立花里子。立花里子と言えば痴女。引退してずいぶん経ったが、いまだに某知恵袋にも立花里子=痴女という質問と回答は頻繁に出てくる。軽率な自称M男なら簡単にひっかかる俺の仕掛けた渾身のトラップだった。
「違う」依頼人はあっさり俺のトラップをかわした。
「…違うのか? 立花里子は違うんだな? あんなに痴女AVに出演しているのにか?」俺は動揺した。こいつ、もしかして俺と同じ絶望を抱えた人種なのか?
「ああ、彼女と乃亜の痴女勝負を見ていないのか? 彼女は実に美しい長身女性だが痴女資質は極めて薄いのがわかるだろう。ただし…」
「ただし…?」
「アロマ企画の憎いほど男殺し9での演技は絶賛に値する。作品によっては、と注釈付きで本物というべきかも知れんな」
憎いほど男殺し 9レビューとサンプル動画。自分の持ち物をケナされたい、ふみにじられたい方に