現代では３分の１の方が離婚する言わば「大離婚時代」です。
嫁・旦那ともにまだ結婚中の方でも、「一度は離婚したいと考えたことがある」という方は多くいるでしょう。
離婚してくれないという理由で、悩み、苦しんでいる方もいるはずです。

【離婚したい！そう思ってしまう嫁・旦那の理由には】

・性格の不一致
・相手方の異性関係（不貞行為）
・ＤＶ（家庭内暴力）
・モラルハラスメント
・経済的な理由（相手方の借金、金銭感覚の相違など）
・家庭での役割の放棄
・子育ての方針の相違
・親族との折り合いの悪さ
・介護問題
といった理由が挙げられます。

離婚してくれない理由を考えるにあたってこのような理由を挙げる方が多いですが、協議離婚と調停離婚ではどのような理由であっても、双方が離婚に同意できれば離婚できます。

ちなみに…

①協議離婚
これは話し合いによる離婚です。夫婦で話し合って離婚に合意し、離婚届を提出することによって行う離婚のことを協議離婚といいます。もし離婚をしたいと思われた場合、まずは協議離婚ができないか話し合いをすることになるでしょう。

②調停離婚
話し合いをしても、離婚の合意が得られなかった場合、家庭裁判所における調停という手続きによって離婚を目指すことになります。この調停による離婚を調停離婚といいます。話し合いがまとまらなかった場合だけでなく、そもそも話し合いができないと思われるケースでは、協議は経ずに初めから調停を申し立てるということでもいいでしょう。

稀に相手が調停離婚を申し立ててもなお離婚に応じないケースもあります。その場合は『審判離婚』もしくは『裁判離婚』へと移行していくことになります。
よっぽどの信念や想いがない限り、大抵の人はここで協議離婚へと心が傾きますが…
離婚してくれない場合もありますよね。
夫・嫁の関係となると、なかなか一筋縄ではいかないものです。

離婚したいのに離婚してくれない。

嫁側の主な理由としては、

・子どものために離婚したくない・・・
・離婚したあとの生活が不安・・・
→養育費や財産分与、慰謝料など

・未練がある・・・
・思い通りにさせたくない・・・
→一番厄介な問題ですね

離婚したいのに離婚してくれない【旦那】の理由としては、

・周りの目が気になる・・・
→離婚をすると何か自分に欠陥がある様に思われるのではないかと不安に思う人もいます。好き勝手に言われてしまう事を心配する人もいるでしょう。

・世間体のため・・・
→離婚したくても、親戚の人の目が気になってしまうこともあります。離婚は決して悪いことではないのにもかかわらず、会社や近所の人から変な目で見られたら嫌だという世間体を気にする気持ちから離婚できない人もいます。

離婚してくれない！そんな離婚したくても離婚を拒否されたこともあるかと思います。
旦那・嫁がなぜ離婚を拒否しているか理由を知らなければ何も始まらず，対策も立てられません。

離婚の際の問題である子供・費用面・未練などを考えるとやはり裁判が一番に頭に思い浮かんでくると思います。
嫁・旦那の2人の問題だけでなく子供の問題も大きいですよね。結婚して子供がいる以上、そういった場合に裁判を…と考えると思います。

しかし…離婚裁判をするには長期戦かつ多大な費用が必要となってきてしまいます。