「車中泊」増加で問われる利用者のマナー!

団塊世代の卒業、そのBigマネーを追い風に伸びたキャンピングカー販売台数。国土交通省が進めていた「道の駅」の増加。高速¥1000円で交通量の増加でNEXCOがSA・PA施設を充実。いずれも異なる環境変化であったが、宿泊インフラとして活用する「車中泊」が増加・定着している。しかし、増加とともに個人に委ねられる利用マナーは問題もあり「車中泊禁止」の施設も増えてきている。この”まとめ”に「解」はない。

夢見る妄想おじさん さん

985 PV

「人として最低限のマナーは守って欲しい。」と言った、サービスエリアを管理するネクスコ中日本のご担当者の悲痛な叫びです。

注意書きがあるにもかかわらずテントを張る人が。

火気厳禁のルールを破ってバーベキューをしたり、電源を勝手に利用したりと常識では考えられない行動をする社中泊者に困っている。(道の駅担当者)

駐車場後のスペースにテントを張り、駐車場は車3台分を占拠。そこにキャンプ用のスクリーンテントを立てて大宴会。

RVパークとは「安心・快適なキャンピングカー泊」のための施設としてキャンピングカーというクルマの特殊性を活かした車中泊スタイルを追求したもので、道の駅さんとの連携でできたサービスです。

大型のトレーラーは魅力的でしたが、キャンプ場でもサイズ的に無理!使うところが無いので購入対象外でした。なんと公共の無料駐車場を占拠して使うんですね。自前のカラーコーンをきちんと置かれていたので、自分たちのスペースであることを示していました。過し方は、もちろん巨大なサイドオーニングを出して、更にキャンプ用のタープを繋いで快適に過ごされていました。どうなんだろう??

これは一例でよく見かける光景です。
例えば、奥飛騨に行くたびに見る公共の無料駐車場は、輸入の大型キャンピングカーが駐車場全てを占拠。その翌年は、駐車場入り口にワイヤーで高さ制限しましたが、今年通りかかったので見るとなんと?? バンコンのキャンピングカーや1BOXばかりで占拠。皆さん、お決まりのようにバックで停めてリヤを跳ね上げ、その下にテーブル・椅子を出してくつろいでいます。まるで手順を見て楽しんでいるかのような同じスタイルは何とも不思議?!

RVパークとは、キャンピングカーオーナーや車中泊ファンのために、『快適に安心して車中泊が出来る場所』を提供するために日本RV協会が推進しているシステムです。

キャンピングカーユーザーが「道の駅」へ今後どのようなサービスを望んでいるかを調査した結果、回答者249人のうち、過半数の51.4%の人が、「RVパーク」エリア (有料でAC電源供給・入浴・セキュリティーなどが保証される車中泊専用スペース)を期待しているということがわかりました。

  • 1
PR