損切りとは一般的に「含み損」となっているポジションの損失を確定し
それ以上の損失を防ぐことを損切りと言います。
FXでは自分の予測に反して損失方向へと大きく値動きしてしまった場合、
「このポジションはダメだな」と見切りをつけて
傷が浅いうちに損切りをするべきなんです！

なぜかと言うと、含み損というものは
放っておくと資金が一発でなくなってしまうような
『大損』するリスクを含んでいるからです。

含み損は今後も拡大するリスクがある
為替がゼロになることは考えにくくても、株の場合、倒産などによって株価的な価値がゼロに近づくリスクはあります。十分に下がったからこれ以上下がらないという理由は間違っていることが多いです。
・資金が拘束されて他の有望な投資に資金が回せない（機会損失）
塩漬け状態の株は簡単に売ることもできず、あなたの資産ポートフォリオを硬直的にしてしまいます。このように塩漬け株を保有し続けているということは、何か別の投資チャンスがあってもそれに投資をすることができないという機会損失を生んでいるということを忘れてはいけません。

「もう少し待っていれば建値に戻る」と考えてポジションを持ち続けてしまう人や損切り注文をいれずに外出や睡眠をとってしまう人。
・常にトレードしていないと（ポジションを持っていないと）不安になるのか、もったいないと感じるのかわかりませんがポジポジ病の人は、本当に常にポジションを持っています。
・売りの流れなのに損している現実を直視できず「今は、買いの流れの中の、戻りの部分だ」といった考えやテクニカル分析をいろいろいじったりして、「このテクニカル分析だと買いの流れだから、大丈夫だ」みたいな、自分に都合がよくなるように相場を見るのは、非常に危険です。

損切りできない・損切りしないで、どんどん損を増やしてしまうなら、全てのエントリーに、必ず、ストップロスエントリーを入れるようにしてください。
ストップロスオーダーを入れなければ、狙った方向と逆にレートが動いた場合、すべて手動で損切りをする必要があります。
手動で損切りをしようとすると、損をすることへの抵抗が生じてしまい、損切りが遅れてしまう可能性が高まります。また、経済に大きな影響をあたえるような指標発表やニュース・事件が起きると、一気に、レートが動き、大損する可能性もあります。
リスク／損失を抑えるためにも、ストップロスオーダーを必ず入れるようにしましょう。
ストップロスオーダー＝最強の盾となり、あなたのお金＝資産を守ってくれます。“

ストップロスオーダーはあらかじめ設定した損失に達すると自動で決済注文をしてくれます。自動で損切りをしてもらえれば、「待てば利益になるかもしれない」などと考える暇はありません。
損切りができないのであれば便利なツールに頼りましょう。